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BOSE SoundLink Microレビュー|小さいのに大迫力の低音!使用感・音質・評判を解説

近年は気軽に使えるBluetoothスピーカーの需要が高くなっており、どこのメーカーもさまざまな製品を作っています。

重低音に定評のあるBOSEもまた、Bluetoothスピーカーを作っており人気です。

特にエントリークラスのBOSE SoundLink Microは、利便性の高さなどから高く評価されています。

価格帯は1万円台とエントリークラスのスピーカーとしては高めですが、それでもなお評価されるには理由があります。

そこで今回は、多くBOSE SoundLink Microの使用感・特徴・音質などについてレビューしていきます。

目次

BOSE SoundLink Microの基本仕様をレビュー

  • 通信:Bluetooth4.2
  • 通信距離:最大9m
  • 入力:Micro-B USB端子
  • バッテリー持続時間:最大6時間、充電時間:約4時間
  • マイク搭載
  • コントロールボタン搭載
  • 防水・防塵性能:IP67
  • SimpleSync接続
  • パーティモード
  • ステレオペアリング
  • 素材:シリコン素材
  • サイズ:9.83cm(W)×9.83(H)×3.48cm(D)、重量:290g

BOSE SoundLink Microは2017年に発売したということもあり、通信はBluetooth4.2です。また、給電もMicro-B USB端子となっています。

最新規格ではないものの、広く普及しており使いやすいのが特徴です。

通信距離も最大9mと、Bluetoothスピーカーとしては必要十分です。

内蔵マイクは、接続しているモバイル機器の外部マイクとして機能します。たとえば本機と接続している最中に通話がかかってきた場合、そのまま出て本機に内蔵されているマイクで通話が可能です。

また、本機はシリコン素材を使用しています。そのため肌触りがすべすべとしており、気持ちいいのが特徴です。

BOSE SoundLink Microの特徴をレビュー

BOSE SoundLink Microの仕様について紹介しました。基本仕様を見るだけでも、便利なBluetoothスピーカーという印象を受けます。ただ、スペック表を見るだけではわからない部分も多いです。

そこで今度は、BOSE SoundLink Microの特徴についてレビューしていきます。

2台同時接続に対応!ステレオモード搭載

Bose SoundLink FlexとBOSE SoundLink Microでステレオモードを組むことも可能

BOSE SoundLink Microには、ステレオモードが搭載されています。

先ほど少し触れたステレオペアリングによるモードです。これは、本機(もしくは対応したスピーカー)を2台持っていると同時接続ができるという機能になります。2台同時接続をすることにより、片方がL片方がRになりステレオ出力されるようになるのが特徴です。

これにより、小型スピーカーでありながら臨場感のある音を楽しめるようになります。

もちろん2台購入すると3万円台になり高額ですが、小型スピーカーで臨場感を楽しみたいという方にはおすすめの機能です。

お風呂やアウトドアでも使える防水・防塵仕様

BOSE SoundLink Microの防水・防塵性能は、IP67です。

これは、国際電気標準会議(IEC)と日本工業規格(JIS)が定める規格のことです。

6は第1記号と言い、人体および固形物に対する保護等級を示します。7は、水の侵入に対する保護等級を表わす第2記号という数値です。

第1記号が6の場合、粉塵が内部に侵入しないということになります。

第2記号が7の場合、規定の圧力・時間で水中に浸しても有害にならないということです。

つまり、防塵・防水性能が非常に高いということになります。防水性能はもう1つだけ上の等級がありますが、防塵性能は最高性能です。

便利なバンドが付いている

BOSE SoundLink Microには、便利なバンドが搭載されています。本体の素材がシリコンですが、バンドの素材もシリコンです。

このバンドを使うと、ポールなどに本機を固定できます。

たとえばキャンプチェアにくくりつけたり、自転車のハンドルに付けたりすることも可能です。実際にインスタグラムなどを見ると、自転車に搭載させている人も大勢います。

アウトドアであらゆる場面で使うことを考えると、このバンドは非常に便利です。

スマホアプリBose Connect対応

BOSE SoundLink Microは、スマホアプリBose Connectに対応しています。

このアプリを使うことで、さまざまな機能を使用可能です。

まず、自動オフタイマー機能があります。これは設定しておいた時間が経つと、機器の電源が自動でオフになる機能です。睡眠時に安眠BGMを流すときや、BGMを一定時間だけ流したいゲームをするときなどに使えます。

ほかにも手元で音量調節ができる機能、バッテリー残量表示などさまざまな機能があり便利です。

BOSE SoundLink Microの使用感・評判をレビュー

ここまで、BOSE SoundLink Microの基本仕様と特徴についてレビューしてきました。Bluetoothスピーカーということで、アウトドアを意識した作りになっているのが特徴的です。ただ、音質なども気になるところ。

そこで今度は、BOSE SoundLink Microの音質や使用感・評判についてレビューしていきます。

小型ながら重低音がバッチリ

本機の音は、小型ながらBOSE特有の重低音をしっかり聞かせてくれると評判です。

通常、小型スピーカーで重低音を綺麗に鳴らすのは困難とされています。楽器も低音のものほど本体が大きくなったりするのですが、スピーカーも重低音を鳴らすウーファーなどは大型であることが多いです。

それだけ筐体のサイズやパワーなどに影響されるということ。

本機は非常に小型で軽量であるにもかかわず、ズンズンと響くような重低音になっています。

音量を上げても音質が落ちない

小型スピーカーのなかには、音量を上げると音質が落ちてしまう製品が多いです。

たとえばノイズが発生したり、音割れしてしまったりすることがよくあります。

小型スピーカーに一般的に搭載されるアンプの容量は、低いです。音量をしっかり上げると、その容量を超えてしまいます。つまりは、スピーカーの許容範囲を超えてしまうということです。

ところが、BOSE SoundLink Microは音を上げても音質が落ちません。

重低音はやはり少しでも大きい音で聴きたいものです。流石に限度はありますが、ある程度は音量を上げても問題がないのはありがたいところですね。

中高音域のこもりは若干あるが比較的クリア

本機は、中高音域に若干のこもりがあります。

重低音・低音域は、ズンズン響くハッキリとしたサウンドです。BOSEらしく重低音重視のバランスになっています。

一方で、中高音域は低音域に比べると少しだけ、くぐもった印象があるのが特徴です。と言ってもボーカルの声が聞こえづらかったり、高音域が出なかったりするわけではありません。

重低音重視の小型スピーカーのなかでは、比較的音がクリアな方です。

よほど音に強いこだわりがある方でない限り、嫌にこもっているとは感じられない程度だと言えます。

遅延が少なくYoutube視聴などにも使える

BOSE SoundLink MicroはBluetooth4.2による通信ですが、それでも比較的遅延が少ないです。

動画の音声が明らかに遅れて聞こえるということもなく、動画視聴などにも特に違和感なく使えます。もちろん、Bluetoothなので多少の遅延はあるものです。音ゲーなどをプレイすると、気になる可能性はあります。

ただ、動画視聴程度では気にならないので一般的な用途では、全く問題がありません。

バンドは便利だけど自立できない

本機に装備されたバンドは非常に便利ですが、自立できないという難点があります。

基本的にはバンドでどこかにくくりつけることを想定しており、立たせて使うのは想定されていません。

ただ、平置きで使うと音が少し変わってしまいます。中高音域のこもりが少し強くなってしまうので、平置きで使いにくいのも難点です。

こういった場合は、シリコンマグネットクリップなどを使えば、安定して立たせられます。

音にもあまり影響を与えません。他にも100均などで探せば、いろいろ使えるものがあるので立たせたい方は別途支えを用意しましょう。

BOSE SoundLink Microレビューまとめ

BOSE SoundLink Microの音質や利便性などについて、レビューしてきました。

本機は小型ながらにBOSEらしい重低音を楽しめ、さまざまな場所に取付可能なのが最大の魅力です。パーティモードで2台同時接続することでステレオスピーカーになったり、最高クラスの防塵・防水性能があったりと便利な特徴がたくさんあります。

音が良くて利便性も高い小型Bluetoothスピーカーを探している方に、非常におすすめです。

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