モニターアームがあると、モニターをデスクから浮かせられて、スペースを有効活用できるようになります。
とても便利なモニターアームですが、実は製品ごとに特徴が大きく異なり、使用感もそれぞれ違うので、製品選びが重要です。
Rasical Monitor Armは、同社製のデスクやデスク周りのアイテムと一緒に使えるモニターアーム。もちろん、単体での使用も可能で、いずれにしても便利に使えます。
今回、Rasical Monitor Armを提供いただきましたので、使用した感想をレビューしていきます。モニターアームを検討されている方は、ぜひご参考ください。
注文合計が5万円以上で3,000円オフになるクーポンコードをいただいてます。購入の際は活用ください
クーポンコード:GKIY10Z445
Rasical Monitor Armの基本的な仕様

まずは、Rasical Monitor Armの基本的な仕様について紹介していきます。サイズ感、設置方法や素材、耐荷重などが気になる方は、ぜひご参考ください。
Rasical Monitor Armの仕様
- 全長(アーム最大伸長時):W495~550mm
- 高さ調整範囲:240~740mm
- 回転範囲:上60°、下20°、左右90°、360°回転
- 最大スクリーンサイズ:最大57インチ
- VESA基本規格:75×75/100×100mm
- 素材:スチール(粉体塗装)、アルミ合金、プラスチック
- 耐荷重:通常モニター2-27kg/曲面モニター2-22kg
- 製品重量:約4.88kg
- カラー:ブラック/ホワイト
以上が、Rasical Monitor Armの基本的な仕様です。
全長と製品重量は、いずれもシングルアーム時のものを記載しています。
高さ調整の範囲は、実用において十分な範囲です。

低くしたい分には付属スタンドのほうが低くなる可能性がありますが、高さを上げる分には非常に便利。付属スタンドよりも高くでき、自分にとって使いやすい高さに合わせやすいです。

さらに、回転範囲も十分取られています。

そして、最大スクリーンサイズも大きいです。小型のモニターはもちろん、大型モニター(最大57インチ27kg)にも使えるので、大きなモニターを使いたい方にもおすすめのモニターアームだと言えます。
付属品

- モニターアーム本体×1
- 説明書×1
- 取り付けネジなど部品一式
- 工具一式
梱包を開けると、まず説明書が出てきます。

説明書に部品一覧が書かれているので、部品がしっかり入っているかチェックしやすいです。
説明書は図解付きでカラーの部分も多く、わかりやすく書かれています。説明書を読みながらであれば、組み立て・設置に迷うことがありません。
付属品の種類も、モニターアームとしては一般的で、十分だと言えます。
Rasical Monitor Armの良いところをレビュー
Rasical Monitor Armの基本的な仕様について、紹介してきました。今度は、Rasical Monitor Armの良いところについて、レビューしていきます。使い勝手や設置難易度などについて解説していくので、気になる方はぜひご参考ください。
同シリーズ製品との組み合わせが便利

Rasical Monitor Armは、Rasical Deskなど同シリーズ製品と組み合わせて使えます。
Rasical Deskには、配線孔が用意されており、これを使えばグロメットで簡単に取り付けられるのが良いところです。

配線孔が取り付けの取っ掛かりになり、そのうえ配線孔が完全には塞がらないのが良いところ。

ほかにも、Rasical Shelfとも合わせると、デスクの奥行きを活用しやすいです。

Rasical Monitor Armの支柱に合うように、シェルフに切り欠きがあります。シェルフとアームが干渉しないので、シェルフを使いたい方は合わせて購入するのがおすすめです。
もちろん、デスクが違う製品でも、Rasical Monitor ArmとRasical Shelfの組み合わせで使えます。
このように、単体でも問題なく使えるうえで、同シリーズの製品との組み合わせでより便利になるように作られているのがRasical Monitor Armを含むRasicalシリーズの良いところです。
モニターの取り付けがスムーズで楽

Rasical Monitor Armは、モニターの取り付けが楽です。
モニターアームには、重いモニターを片手で支えながら、もう片方の手でネジを締めなければならないという製品が数多くあります。男性でも一人で行うのは大変で、力に自信のない方や女性にとってはより大変な作業です。
ただ、Rasical Monitor Armは取り付けがスムーズかつ楽。
まず、VESA対応のプレートをモニターの背面に取り付け、モニターを持ち上げます。

続いてアームの先端にある受け部分に、上からスライドさせるように引っ掛けて、落下防止用のネジを締めるだけです。長時間、片手でモニターを保持する必要がなく、スムーズかつ楽にモニターの取り付けができます。

重く大きいモニターを使っている方には、特におすすめのモニターアームです。
自由自在かつスムーズに動かせる

Rasical Monitor Armは、動かすのに力が要りません。モニターアームの中には、安定感のために動きを硬くしている製品がありますが、Rasical Monitor Armは比較的動きが軽いです。
軽い力で、簡単に動かせます。
さらに、可動域も広いです。ポールを中心に360°自由に回転するので、細かく位置調整ができます。デスクの奥側にモニターを持っていくこともできるので、配置の自由度が高いです。

自由自在に、かつスムーズに動かせます。
自由に軽く動かせるモニターアームは、モニターの重さに負けて、モニターが下に落ちてきてしまう問題も生じますが、Rasical Monitor Armはモニターの重さで負けることもありません。
また、個人的にはRasical Deskを撮影台として使用しています。

撮影する際は、モニターを完全にデスクから離せるのも重宝しています。

安定感が高く揺れにくい

Rasical Monitor Armは、安定感が高いです。
安いモニターアームの中には、タイピング中に揺れるものがありますが、Rasical Monitor Armは全く揺れません。デスクを故意に揺らせば別ですが、不意に揺れてしまうということはなく、安定しています。
軽い力で動かせるものの、自然と位置がズレてしまうということもなく、スムーズに動かせてしっかりと保持されるのが魅力的。
そのうえ耐荷重も高く、使い続けやすいです。
ケーブルを隠せるカバーが付属する

Rasical Monitor Armには、ケーブルを隠せるカバーが付属しています。
モニターからは、ケーブルが多く伸びるものです。電源アダプターに接続するためのケーブル、PCやゲーム機と接続するためのケーブル、場合によってはモニターにキーボードなどを接続してさらにケーブルが多くなることがあります。
これらのケーブルをまとめて整えられるガイドが支柱部分にあり、カバーを付けることで簡単に配線管理ができるのが良いところです。

完全に隠せるカバーではないものの、座っている状態からケーブルがあまり見えなくなるので、視界をスッキリさせたい方には便利だと言えます。
工具保管用のスペースがあって便利

Rasical Monitor Armには、工具を保管しておくためのスペースがあります。
モニターアームの調整には、付属の六角レンチが必要です。

ただ、モニターアームの調整やネジの増し締めは頻繁に行う作業ではありません。それでも、全くしないわけにもいかない作業です。
いざ作業をしようとなったときに、六角レンチの所在がわからなくて困るということになりがち。
工具保管スペースに入れておけば、その心配がありません。座っている姿勢からは視界に入らないような位置にあるうえに、支柱の裏を見れば工具があるという状況にできるので、非常に便利です。
壁ギリギリまでモニターを引っ込ませられる

一般的なモニターに付属してるスタンドを使用すると、スタンドが邪魔してモニターが手前に配置されてしまう課題にぶち当たります。

Rasical Monitor Armは壁ギリギリに寄せることができ、壁からモニターまでの奥行きは14㎝程度でした。
Rasical Deskはデスクの奥行きが75㎝ありますが、Rasical Monitor Armを使用することでより作業空間を確保できるのがありがたいです。
Rasical Monitor Armの気になる点をレビュー
ここまで、Rasical Monitor Armの良いところについてレビューしてきました。スムーズに動かせるうえに安定感が高く、細かな気配りもあり、使いやすいモニターアームです。
ただ、一部に気になる点もあります。今度はそんなRasical Monitor Armの気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参考ください。
位置変更が少し大変

Rasical Monitor Armは、位置変更が少し大変です。
これは、グロメット式全体のデメリットだと言えます。
位置変更をしたい場合、支柱を土台のパーツから外し、グロメット部分を取り外すという二段階の工程が必要です。クランプ式はクランプを少し緩めてスライドさせれば位置変更ができますが、グロメットの場合はしっかりと取り外してから再度取り付けなければならず、少し不便に感じられます。
ただ、モニターアームの位置変更は頻繁にすることではないので、位置が決まってしまえば気にならなくなる可能性が高いです。
最初の位置決めのときは、何度も外して取り付けてという作業を繰り返す可能性があることは、念頭に置いておきましょう。
ネジの増し締めがしにくい

これもグロメット式の問題点だと言えますが、Rasical Monitor Armはネジへのアクセスが面倒です。
固定用のボルトは、ポールの真下に配置されています。
そのため、モニターを取り付けた後はボルトにアクセスできません。
ネジの増し締めをしたいときには、モニターを一度取り外す必要があります。
この増し締めは、定期的に行ったほうがいい作業です。ネジというのは、使っているうちに少しずつ緩んでくることがあります。

これは、どのような製品でも同じです。
定期的に行うことで強度を常に高い状態に保てるので、必要な作業だと言えます。
それが少し面倒なのは、人によっては気になる可能性があるので注意しましょう。
とはいえ、それほど頻繁に行うべき作業でもなく、年に一度の大掃除のついでなどに行えばいいので、人によっては気にならない程度の問題点です。
支柱が大きくて目立つ

Rasical Monitor Armは、モニターアームとしては少々目立ちます。
グロメット式なので仕方がない部分はありますが、土台が大きいです。デスクの色と合わせて目立ちにくくすることはできるものの、ウォールナット調など木材のナチュラルなカラーの天板を使っている場合は、ブラックでもホワイトでも目立ちます。
支柱も太く大きく、見えやすいので、目立ちやすいです。
Rasical Monitor Armは、グロメット式のなかでも、特に土台が大きく目立ちやすい部類だと言えます。
デスク周りの外観をスッキリと整えたい方には、注意が必要です。
Rasical Monitor Armはこんな方におすすめ!

- 安定感を重視したい方
- 可動域が広いモニターアームを使いたい方
- 大きなモニターで使いたい方
- コスパが高いモニターアームが欲しい方
Rasical Monitor Armは、以上のような方々におすすめです。
Rasical Monitor Armの大きな特徴は、安定感の高さと可動域の広さを両立していること。グロメット式特有の安定感の高さがしっかりと感じられるうえに、本製品はさらに揺れに強くズレにくいのが良いところです。
そのうえ、360°回転し、軽い力でスムーズに動かせるという動かしやすさもあります。
さらに、耐荷重が高く対応しているモニターのサイズも大きいので、幅広いモニターで使いやすいです。
また、全体的に性能が高く、機能性も豊富でコスパも良好だと言えます。
まとめ

本記事では、Rasical Monitor Armの良いところと気になる点についてレビューしてきました。
本記事で挙げた気になる点の多くは、グロメット式全体のデメリットです。クランプ式と比べると、穴を開けなければならないという点でそもそも位置変更はしにくくなっています。
増し締めが厳しいのも、本機だけではありません。
一方メリットは、Rasical Monitor Arm特有の特徴が多いと言えます。性能が高く、ケーブルガイドおよびカバー、工具を入れるスペースなど機能性も豊かです。
本機のような特徴を持つモニターアームが欲しい方だけでなく、コスパが高いモニターアームが欲しい方にもおすすめですよ。
注文合計が5万円以上で3,000円オフになるクーポンコードをいただいてます。購入の際はぜひ活用ください
クーポンコード:GKIY10Z445
あわせてご覧ください!
