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MacBookユーザーの動画編集に最適モニター!4K Plusに対応したJN-282IPS4KP-HSP-C90Wレビュー

近年、動画編集を行うユーザーが増えています。

JAPANNEXTから発売された「JN-282IPS4KP-HSP-C90W」は一般的な4Kモニターよりも縦の解像度が大きくなった4K Plusという規格のモニター。

一般的な4Kモニターの解像度は「3840×2160px」ですが、本モニターは「3840×2560」と縦に400px広い作業領域で、4Kよりも1.18倍の高い解像度で快適な作業を行えます。

実際使用してみると動画編集時にとても使いやすいモニターだと感じました。

本記事ではJN-282IPS4KP-HSP-C90Wを使用した感想をレビューしていきますので、動画編集用に4kモニターを検討されている方はぜひ読み進めてください。

目次

JN-282IPS4KP-HSP-C90Wの基本仕様をレビュー

JN-282IPS4KP-HSP-C90Wをレビューする前に、まずは本機の基本的な仕様について紹介していきます。スペックや外観、付属品について気になる方はぜひご参考ください。

スペック

  • 最大解像度:4K Plus(3840x2560px)
  • 画面サイズ:28.2インチ
  • パネル:IPS
  • 表面処理:光沢
  • コントラスト比:1200:1
  • リフレッシュレート:60Hz
  • 表示色:10.7億色 sRGB100% / DCI-P3 95%
  • 視野角:H:178°/V178°
  • FreeSync対応
  • フリッカーフリー対応
  • ブルーライト軽減モード搭載
  • スピーカー:3Wx2
  • チルト:-5/+20°
  • 高さ調整:110mm
  • スイベル:R15°/L15°
  • ピポット:90°
  • VESAマウント:100x100mm(M4x8mm)

以上が、JN-282IPS4KP-HSP-C90Wの基本的なスペックです。

最大解像度は4K Plusという特殊解像度で、3840x2560pxと普通の4K解像度(3840x2160px)と比較して縦に400px多い仕様。

4Kモニターは解像度が高く、画面の表現に優れているのが特徴です。近年では4K動画の編集を行う機会が増えていますが、本機はプラスアルファの縦解像度があるおかげで編集時のパネル表示領域が広がり作業が行いやすいです。

さらに、90W給電が可能なType-Cが搭載。

Type-C接続であっても3840×2560 60Hzでの表示が可能なため、MacBook ProとUSBケーブル1本で繋ぐだけで4K映像の編集可能なのは大きな特徴です。

メリットとデメリットは後ほど詳しく解説しますが、このパネルを採用しているのが本機の色の表現の秀逸さに繋がっています。

外観

JN-282IPS4KP-HSP-C90Wはインテリアに馴染みやすい狭額フレームを採用。

上左右のベゼル幅はわずか約1mmで、画面非表示幅も約4mm。ほぼベゼルレスに近い外観です。複数台を並べて使用する際にも、違和感なくマルチディスプレイ環境を構築できます。

また、4K Plusはアスペクト比が4:3になりますので、一般的なモニターと比較すると縦に長い形状デザインです。

背面はいたってシンプルですが「JAPANNEXT」のロゴが大きく印字されています。

以下スタンドの機能を紹介します。

高さ調整機能。スタンド可動域は横置き時で11㎝。
スイーベル機能・左右15度
チルト機能・-5/+20°
ピボット機能・0~90度

付属品

本体以外の付属品は以下の通りです。

  • HDMIケーブル
  • Type-Cケーブル
  • USBケーブル
  • 電源ケーブル
  • マニュアル
  • VESA用スペーサー
  • 保証書

HDMIとType-Cケーブルが付属していますので、購入後すぐに使い始めることが可能。

DPポートで繋ぎたい時は別途ケーブルを用意しましょう。

JN-282IPS4KP-HSP-C90Wの良いところをレビュー

ここまで、JN-282IPS4KP-HSP-C90Wの基本仕様について解説してきました。今度は、本機の良いところについてレビューしていきます。本機の使い勝手などが知りたい方は、ぜひご参考ください。

4K Plusの解像度が動画編集時に使いやすい

JN-282IPS4KP-HSP-C90Wは3840×2560の4K Plusという特殊解像度。

一般的な4Kモニターの3840x2160pxよりも縦解像度が400px多くなっています。

そのおかげで、動画編集など縦に多くの情報を並べる必要のあるアプリケーション使用時に重宝できるモニターです。

私自身、動画編集を行う機会が頻繁にありますが、SNSで使うショート動画等、縦動画であればフルHD相当の情報量を表示させることが可能です。

横動画の場合は、プレビューサイズを保ったままタイムラインに多くの素材を並べられるのが非常に便利です。

下の写真は一般的なアスペクト比のモニター。4K Plusと比較して、スペースの余裕が伝わるかと思います。

色性能が高く色鮮やかな映像で編集できる

JN-282IPS4KP-HSP-C90Wは、色性能が高いモニターです。

表示色が10.7億色と非常に豊富。表示色が多いということは、映像をよりリアルに再現できます。

同じ映像コンテンツを見たとしても、色性能が低いモニターと高いモニターでは、後者のほうがより色の表現が繊細に見えます。

またsRGB規格で定められている色の範囲は100%カバーしており、sRGBより厳格な規格で定められているDCI-P3も、95%と広範囲をカバーしているのが特徴です。

色の表現が優秀ということは動画編集や画像編集に信頼できますので、作業用モニターとして優秀です。

KVM機能が便利

KVM接続のためのUSB-BポートとUSB-Ax2が配置されている

JN-282IPS4KP-HSP-C90Wには、KVM機能が搭載されています。

通常、2台のパソコンを使用するときはキーボードとマウスも二セット必要になりますが、KVM機能を使うと2台のパソコンをモニター側で切り替えて、一台のキーボードとマウスで操作できるようになります。

キーボードとマウスはPC2台のうちどちらか一方のみに接続されるため、2台同時に使うことはできませんが、スムーズに切り替えができるのとスペースを有効活用できるのは大変便利です。

Type-C接続で最大90Wの給電が可能

本モニターは、Type-C接続で最大65Wの給電が可能です。

Type-Cケーブル1本で、PC本体への給電とモニターへの映像出力ができます。

通常、PCやゲーム機などとモニター接続する際は、HDMI or DPなど映像出力用のケーブルが必要です。合わせ、別途電源に繋ぐ必要があります。

最低でもケーブルが2本となり、煩雑になりがちです。

一方Type-C給電に対応しているモニターの場合は、モニター側の電源ケーブルが不要になるとともに、Type-Cで映像出力も可能です。ケーブルがスッキリするだけでなく、気軽に接続と切断が可能です。

本モニターはType-C 接続で 4K Plus(3840×2560) を60Hzで表示できるとともに、90W給電が可能なため比較的パワーを必要とするMacBookProなどでも給電しながら映像を表示させることが可能です。

JN-282IPS4KP-HSP-C90Wの気になる点をレビュー

JN-282IPS4KP-HSP-C90Wの良いところについて、レビューしてきました。黒色の表現が優秀で、色性能が高いため画面が綺麗に見えるのが本機の大きな魅力です。

一方で、気になる点もあります。そこで今度は、JN-282IPS4KP-HSP-C90Wの気になる点を簡単にレビューしていくので、ぜひご参考ください。

リフレッシュレートが低め

JN-282IPS4KP-HSP-C90Wの最大リフレッシュレートは60Hzです。

映像編集用と考えれば問題ありませんが、ゲーム用途で考えると若干低めのリフレッシュレートだと言えます。

リフレッシュレートは、1秒間に画面に表示される画像の枚数のことです。枚数が多いほうが、映像がより滑らかになります。ゲームでは重視されるポイントです。

4Kで60fpsを超えるレートでゲームをしたい場合は注意しましょう。

もちろん一般的には十分です。作業用や映像コンテンツ視聴用はもちろん、ロープレやMMO・シミュレーション等のゲームプレイであれば特に問題なく使えます。

パネルが光沢である

モニターのパネルには非光沢と光沢の2種類があり、本モニターは光沢パネルが採用されています。

非光沢と光沢それぞれのメリデメとして以下の点が挙げられます。

非光沢パネル

  • メリット: 反射が少なく、長時間見ても目が疲れにくい。光が直接当たる場所でも視認性が良い。
  • デメリット: 発色が落ち着いて見えるため、鮮やかさやコントラストが物足りなく感じることがある。

光沢パネル

  • メリット: 色が鮮やかで映像が美しく見える。写真や動画の閲覧に最適。
  • デメリット: 光を反射しやすく、明るい場所で使いづらい。目が疲れやすいことも。

個人的な印象も入りますが、作業用モニターは非光沢パネルのモニターを好んで使用しているので、今回レビューで本モニターを使用するにあたり最初はインパクトがありました。

ただ、MacBookProに使われているモニターも光沢です。

MacBook Proでの動画編集

一緒に使用していると違和感なく使えるようになります。逆にパネルが統一できるのでメリットにもなりえます。

JN-282IPS4KP-HSP-C90Wはこんな方におすすめ!

・動画編集や画像編集に使いたい方
・イラスト制作に使いたい方
・作業スペースの広い4Kモニターが欲しい方

JN-282IPS4KP-HSP-C90Wの魅力は、4K Plusという解像度です。

この縦に長い解像度によって作業スペースに余裕ができ、動画編集など縦に情報を載せることが必要なアプリケーションで快適に作業することができます。

サイズ感も28.2インチという程よいサイズ。これらの基本的な特徴による美しさに加え、IPSを採用していることによる色性能とコントラスト比の高さがあります。

そのうえ、KVM機能や最大90W給電など利便性の高さも魅力的。これほど機能に恵まれているモニターは決して多くはありません。

モニターによって快適な作業を期待している方には間違いなくおすすめです。

まとめ

本記事では、JN-282IPS4KP-HSP-C90Wの良いところと気になる点について、レビューしてきました。

気になる点と比べれば、良いところのほうが圧倒的に多いです。リフレッシュレートが60Hzと抑えられていることありますが、動画編集等の作業用途であれば気にする必要はありません。

パネルが光沢であることで好き嫌いは生じますが、MacBookユーザーであれば逆に利点となります。

それでいて価格も5万円程度と、抑えられています。

作業効率の高い4Kモニターを探している方は検討してみてはいかがでしょうか。

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