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JBL Flip 6レビュー・ライブ会場の臨場感がダイレクトに伝わる Bluetoothスピーカー

JBLのポータブルスピーカー「Flip6」をレビューします。

JBL Flip6は500mlペットボトル1本と変わらない大きさと重量の小ぶりなサイズ感ではありながら、ライブ会場の臨場感をダイレクトに伝えてくるような迫力のある音を鳴らしてくれるBluetoothスピーカーです。

またIP67等級の防水・防塵性能を誇り、天気の悪い雨の日・風の強い日はもちろん、お風呂に落としても大丈夫と非常にタフな設計。

合わせてJBLのPartyBoostに対応したスピーカーを追加することで、より高音質なステレオサウンドを楽しむことも可能です。

  • 気軽にスマホで良い音を聴きたい
  • できれば予算は1万円程度で買えるもの
  • 外出先でも使いたいからコンパクトで雨に濡れてもOKなスピーカーが良い

そんなスピーカーを探している方はぜひ読み進めてね

目次

JBL Flip 6の概要をレビュー

  • 総合出力:30W ※20W(ウーファー)、10W(ツイーター)
  • 再生周波数帯域:63 Hz – 20k Hz
  • コーデック:SBC
  • 接続:無線オンリー
  • Bluetooth バージョン:5.1
  • 駆動時間:約12時間(充電時間2.5時間)
  • 防水・防滴:IP67
  • サイズ・重量:178x68x72m、550g

JBLはアメリカ・カルフォルニア州にあるオーディオメーカー。コンサート会場や映画館など世界中のあらゆる音楽が関わるシーンで、 プロアマ問わず信頼・愛用され続けている世界最大級のメーカーです。

Flip6はJBLの筒型ポータブルスピーカーの中では小型モデルに位置付けられますが、20Wのウーファーと10Wのツイーターを搭載し、サイズ感からは想像できないパワフルかつ鮮明なサウンドが魅力。

合わせてIP67等級の防水性能と防塵加工を備えています。雨や砂埃に強く、最悪、湯船に落としてしまったとしても問題ありません。

普段の音楽鑑賞はもちろん、キャンプや数人規模のイベント時に気軽に持ち運べて良い音を鳴らすスピーカーとして重宝します。

Flip6の音質をレビュー

続いてJBL Flip6を聴いて体感した音質からレビューしていきます。音質と音作りに分けてお伝えしていきます。

深みある低音とキレと余裕のある中高音が素晴らしい

Flip6を聴いてまず感じたのがパワフルさ。コンパクトサイズの小さなスピーカーから想像できない迫力のある音を鳴らします。

深みのある低音からキレと余裕のある中高音が特徴で、原音を忠実に表現することを目指している印象があります。

ホール会場で音楽を聴いているかのような臨場感のある音といえば分かりやすいかもしれません。

特に良いと感じたのが低音の作り。強い迫力がありつつも繊細さがあり、他の音をかき消すことはありません。

チープなスピーカーにありがちな、なんでも良いからドンドン低音を鳴らしてやれというものではなく、Flip6の低音にはリアルで聴くような歯切れと深み、そして振動が伝わってきます。

両サイドのウーファーからはしっかりと振動が伝わってくる

合わせて音量を上げても音割れしないのも良いですね。

このサイズにも関わらずしっかりと出せますので、野外で大音量で音を流したい時にも重宝します。

ちなみにこのジャンルのBluetoothスピーカーは全体的に音がこもるような感覚がありますが、Flip6は比較的クリアな音を鳴らします。

この価格帯でこのパワーであれば申し分なく、1万円台の防水スピーカーで迫力のある良い音質を求めたいのであれば選択肢に入ってくるでしょう。

音場の広さや音像表現は期待しない方が良い

音場という観点では1台のスピーカーでは限度があるものの、一つひとつの音がきちんと分離されて前後の膨らみを感じます。

1台のスピーカーで、程よい音を楽しみたいのであれば申し分ありません。

しかしステレオサウンドのような音場・音像定位という観点では、期待すべきではありません。

Flip6はモノラルスピーカーであり、スピーカー一台でステレオを表現するのは無理が生じます。

当然ですが音場の広がりはなく、Flip6からダイレクトに音は聞こえてきます。

なおFlip6(JBLのParty Boostに対応したスピーカー)をもう一台用意して接続することでステレオ再生を楽しむことも可能です。

ステレオモードで使用すると一気に音場が広がるとともに音像表現が豊かになります。

ボーカルの位置、楽器の位置が明瞭になり、より音楽に没頭できます。

自宅では2台でステレオモードに、外出先では1つだけでシンプルにという使い方もできるので、より良い音を楽しみたい方はもう一台購入しても良いでしょう。

Flip6の使い勝手をレビュー

続いてはFlip6の使い勝手をレビューしていきます。使いやすいと感じた部分、ちょっと気になった部分などありますので参考にしてください。

操作は簡単・説明書を見ずとも普通に使えるシンプルさが良い

Flip6の操作性はとてもシンプルで、Bluetooth製品を使ったことがある方であれば説明書を見ずとも使いこなすことができるはずです。

写真の通りボタン類は2箇所に分かれています。

  • 上段:スタート・ストップ・スキップボタン、音量調整、PartyBoost(複数接続)
  • 下段:電源ボタンとBluetooth接続ボタン、バッテリー残量、USB接続口

電源ボタン → Bluetooth接続ボタンを押してスマホとペアリングしたら接続完了。

接続後はスマホ側にて操作することがほとんどなのでストレスなく操作できるはずです。

IP67等級の防水・防塵性能と12時間のバッテリーでタフに使える

Flip6はIP67等級の防水・防塵性能を誇ります。

IP67は、

  • 「塵埃の侵入がない」
  • 「一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない」

の認定を示す等級で、〜1mの深さの水中に30分浸けていたとしても壊れない性能を誇ります

合わせて約12時間のバッテリー性能を誇るため、約1日充電なしで使用することができます。

フル充電までの時間は2.5時間。充電中でももちろん使用可能です。

電源・Bluetooth接続ボタンも横並びだったらよかった

少し使いづらいと感じた点が、ボタン類が2箇所に分かれている中で、電源・Bluetoothボタンの位置が押しづらい位置にあることです。

写真のように電源・Bluetoothボタンの下には横長のストッパーが配置されています。

結果、Flip6を横置きにした際は、本体の下にあるボタンを押すという行為が発生するため、本体を持ち上げ本体の向きを変えてボタンを押すという行為が発生します。

これが何気に使いづらいと感じた点です。

充電ケーブルはUSB Type-C

バッテリー充電用の接続ケーブルはUSB Type-Cが付属しています。

私自身、Type-CでもBでもどちらでも良い派ですが、これから登場するUSB接続デバイスはType-Cが圧倒的に増えていくはずですので、新しいものに合わせているのはありがたいですね。

Flip6の付属品、外観・デザインをレビュー

最後にFlip6の付属品や外観デザインなどを紹介していきます。

付属品はFlip6スピーカー本体以外に、Type-CのUSBケーブル(1.2m、5V/3A対応)、簡易説明書、保証書などが同梱されています。

本体のサイズ感は500mlのペットボトルとほぼ同じサイズ。重さも約550gと軽く、外出時もペットボトルを1本持ち歩く感覚でOKです。

横置き、縦置き、そしてフックにかけて使用することが可能。場所を選ばずに使用することができます。

JBL Portableアプリに対応

Flip6はJBL Portableアプリに対応しており、アプリ上でイコライジング調整、ソフトウェアのアップデート、PartyBoost(複数スピーカー接続)などの調整が可能です。

イコライザーは、もう少しボーカルを強調したい、より重低音を響かせたいなど、自分好みの音に仕上げたいときにおすすめです。

またボタン操作時に鳴るフィードバック音のオンオフ操作も設定できます。

JBL Flip6で音楽と共に遊ぼう!

JBL Flip6 Bluetoothスピーカーを紹介してきました。

Flip6は500mlのペットボトルと同じ程度のサイズ感のコンパクトスピーカーですが、サイズ感からは想像できない良い音を鳴らします。

また、水や埃に対しての耐久性も強く使い勝手にもこだわった設計。

1万円台で購入できるのも魅力で、幅広い用途で使用できるコンパクトスピーカーを探してるのであればまず検討いただきたい一台です。

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