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JAPANNEXT JN-MD-IPS13U2KPをレビュー! 2KPlusの高解像度モバイルモニターの性能を解説

本記事では、JAPANNEXT JN-MD-IPS13U2KPについてレビューしていきます。

JN-MD-IPS13U2KPは、JAPANNEXTが2024年6月28日に発売したモバイルモニターです。13インチモニターで2K+という高解像度、一般的なモバイルモニターよりも綺麗な画面で作業ができる高性能モニター。

サイズ感も持ち運びやすく価格も性能に対しては低価格で魅力が多いモデルですが、どのようなモニターなのかを詳しく知らなければ購入するのをためらう値段でもあります。

そこで、JN-MD-IPS13U2KPの仕様を解説し、良いところと気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参考ください。

目次

JN-MD-IPS13U2KPの基本仕様

JN-MD-IPS13U2KPの良いところなどについてレビューする前に、まずは本機の基本仕様について解説していきます。スペックや外観、付属品について知りたい方はぜひご参考ください。

スペック

  • 最大解像度:2K+(2160×1350)
  • 画面サイズ:13インチ
  • パネル種類:IPS(FFS)
  • コントラスト比:1500:1
  • アスペクト比:16:10
  • 応答速度:25ms
  • 視野角:H:178°/V:178°
  • 表面処理:非光沢
  • 表示色:1670万色sRGB100%
  • FreeSync:非対応
  • フリッカーフリー:非対応
  • ブルーライト軽減モード搭載

以上が、JN-MD-IPS13U2KPの簡単なスペックです。

特筆すべきは、やはり最大解像度。2K+というなかなか見ない解像度を採用しているのが、特徴です。詳しくは後述しますが、画面の表示範囲が広くなったり画面が綺麗になったりするなどの恩恵があります。

さらに、アスペクト比が一般的なモニターの16:9とは違い16:10なのもJN-MD-IPS13U2KPの大きな特徴です。縦の表示領域が広くなっています。

FreeSyncなどのゲーム向けの機能には対応していませんが、ブルーライト軽減モードは搭載。ゲーム向けというより、作業向けという色が強いモニターです。

外観

JN-MD-IPS13U2KPの外観は、非常にシンプルです。表面には下部ベゼルのメーカーロゴ程度しか、書かれていません。背面にも同社のゲーミングモニターに見られるようなモールド加工などはなく、非常にシンプルです。

背面には、自立式のキックスタンドを搭載しています。インターフェイス類も全て背面にあるため、非常にスッキリとしているのが特徴です。

スッキリとしたミニマルなデザインのモバイルモニターが欲しい方には、おすすめのデザインだと言えます。

付属品

  • 本体
  • mini HDMI to HDMIケーブル×1
  • USB C to Aケーブル×1
  • USB C to Cケーブル×1
  • 電源アダプター×1
  • JAPANNEXT特製ポーチ
  • 説明書
  • 保証書

JN-MD-IPS13U2KPは、付属品が非常に充実しています。

まず、付属するケーブルの種類が多いです。一般的に、モニターに付属するケーブルは電源コード以外にはHDMIケーブルが一本程度。HDMIケーブルも付属しないというのも、珍しくはありません。

本機はmini HDMI to HDMIケーブルだけでなく、USBケーブルが二種類付属しています。追加でケーブルを購入せずとも、さまざまな機器との接続が可能です。

特に電源供給しながら映像出力ができるC to Cケーブルが付属しているのが、便利なところ。本機の便利な機能のひとつを付属品だけでしっかりと体験できます。

さらに、特製ポーチも付属。

本機がちょうど入る大きさのポーチで、持ち運び時に使いやすいです。品質もよく、十分に使えます。

ポーチ背面にはケーブル類が収納できるポケットもあります。

JN-MD-IPS13U2KPの良いところをレビュー

JN-MD-IPS13U2KPの基本仕様について、解説してきました。スペックや付属品を見るだけでも、モニターに詳しい方なら本機の魅力がある程度わかります。

ただ、スペックと実際の使用感には違いがあることも多いです。そこで今度は、JN-MD-IPS13U2KPの良いところについてレビューしていきます。

2K+の高解像度で画面が綺麗

JN-MD-IPS13U2KPは、2K+の高解像度モニターです。

2Kというのは、一般的にはフルHDと呼ばれている解像度のこと。1920×1080ピクセルで、画面が表示されます。1920ピクセルが約2000ピクセルだというのが、2Kという呼称の語源です。

2K+は、2160×1350ピクセルで画面が表示されます。フルHDより高い解像度としては2560×1440のWQHDが一般的ですが、それよりも少しピクセル数が少ないのが2K+です。

解像度が高くなると、画質が綺麗になるだけでなく、画面の表示領域が拡大するというメリットがあります。その分、モニターサイズが小さいとアイコンや文字が小さくなりがちです。

WQHDなどの解像度では、13インチだと小さくなりすぎます。

2K+というのは、13インチモニターにおいて、作業領域の拡大と画面の綺麗さという恩恵を得ながら文字も見やすいギリギリの解像度。

13インチという小さなモニターに多くのピクセルを詰め込んでいるため、一般的な24インチモニターよりも画面が綺麗に見えます。

フルHDサイズだとYahoo!ウェブサイトを全画面表示させた際にすべてが入りきらない
門モニターの2K+(2160×1350)はYahoo!を全画面表示させてもゆとりがある

アスペクト比が秀逸で小さい画面でも見やすい

JN-MD-IPS13U2KPは、アスペクト比が16:10です。一般的なモニターは、16:9になっています。

アスペクト比が、縦に少し長いのが特徴です。この縦に長いアスペクト比と、2K+解像度のおかげで13インチでも画面を広く使えます。ブラウザの閲覧やテキストファイルの閲覧など、縦に長いものを見るのに最適です。

一度に表示できる情報量が増えるため、作業効率が高くなります。

使いやすいキックスタンドを搭載

JN-MD-IPS13U2KPには、キックスタンドが搭載されています。モバイルモニターは、別途スタンドカバーなどを取り付けて使うのが一般的です。モニター単体では、自立しないのが理由。

一方本機は、最初から背面にキックスタンドを付けているのが便利です。カバーでは角度が固定されてしまいますが、キックスタンドは角度を変えられます。

自分の好きな角度でデスクに設置して、より画面を見やすいように調整できるのが非常に便利です。これを別売りのスタンドやアームなしでできるのが、魅力的。

デスク上で半ば寝かせるように置いても、出先で少し立て気味に置いてもしっかりと自立します。

インターフェイスが全て背面にある

JN-MD-IPS13U2KPは、インターフェイス類が全て背面にあります。背面のカーボン調になっている部分に、各端子が揃っており、全てのケーブルを裏面から出せるのがよいところです。

ケーブルの取り回しが楽で、見た目もスッキリします。デスク上でのケーブル隠しもしやすくなるため、非常に便利です。

モバイルモニターは側面にケーブルを差すタイプの製品が多いため、これもJN-MD-IPS13U2KPの大きなメリットのひとつだと言えます。

外出先でもデスク上でも邪魔にならない

左下が本機、右下がMacBookPro14インチ、後ろは27インチモニター

JN-MD-IPS13U2KPは、13インチとサイズが小さいモニターです。ノートパソコンでも14インチから16インチ程度が一般的で、13インチになると非常に小さい部類になります。

一般的なノートパソコンよりも小さいため、ノートパソコンと一緒に持ち運んでもかさばりません。それでいて小さすぎないサイズ感で、ノートパソコンのサブモニターとして外出先で使うのに適しています。

さらに、デスク上に常に置いていても邪魔になりません。モニターアームで吊り上げたモニターの下にやや寝かせ気味で置いておけば、使いやすいサブモニターになります。

重量も約500gと軽いので、使わないときはすぐにどかせられるのもよいところです。持ち運びにも、据え置きにも適したモバイルモニターだと言えます。

JN-MD-IPS13U2KPの気になる点をレビュー

JN-MD-IPS13U2KPの良いところについて、レビューしてきました。本機は性能面でも使い勝手の面でも魅力が多いですが、一部に気になる点もあります。

そこで今度は、JN-MD-IPS13U2KPの気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参考ください。

ゴムパッドが少しだけ外れやすい

JN-MD-IPS13U2KPには、デスクとの接地部分にゴムパッドがついています。滑り止めの役割を持っていますが、少し外れやすい印象です。

ただ、外れても再度貼り付けられるようにはなっています。一度しっかりと貼り付けておくと、ちょっとやそっとでは外れません。

また何かの拍子に外れて紛失してしまったとしても別のラバーで代替えは効きます。

念のため、定期的に一度ゴムパッドの接着をチェックしておくことをおすすめします。

ゲームにガッツリ使うのにはやや不向き

JN-MD-IPS13U2KPは、ゲームにガッツリ使うのにはやや不向きなモニターです。

まず、最大リフレッシュレートが60Hzという点。60fpsのフレームレート制限のあるSwitchでは問題ありませんが、ゲーミングノートPCのサブモニターとして使ってFPSやTPSをプレイしようという場合には注意が必要です。

応答速度も、対人ゲームに使うには少し足りません。

ただ、その分作業性能が高いモニターです。作業領域が広い高解像度に、縦の表示領域が少し広い16:10のアスペクト比。ノートPCなどとType-Cケーブル一本で接続できるなど、作業で使うのには最適。

ゲーミングノートPCとあわせて使う場合でも、本機は作業用モニターとしてある程度割り切って買うのがおすすめです。

JN-MD-IPS13U2KPはこんな方におすすめ!

  • 外出時の作業用にモニターが欲しい方
  • ノートパソコンと一緒に使うサブモニターが欲しい方
  • コスパの高いモバイルモニターが欲しい方
  • Switchなどライトなゲーム用のモニターが欲しい方

JN-MD-IPS13U2KPは、以上のような方々におすすめです。

本機の性能は、ゲーム用というよりも作業用に向いています。2K+という少し珍しい解像度を採用し、13インチというサイズ感でも画面を広く使えるようにしているのが特徴的。アスペクト比も、それにあわせるように調整してあります。

さらに、Type-Cで給電もできるところや便利なキックスタンドがついているところ、持ち運びに便利なサイズ感と重量であるところなど外出時での作業には最適です。

もちろん、外出時だけでなく自宅デスクでノートパソコンと一緒に使うサブモニターとしても、非常に優秀なモニターだと言えます。

また、単純にコスパが高いモニターでもあるため、高コスパなモバイルモニターが欲しい方にもおすすめです。

まとめ|JN-MD-IPS13U2KPは作業特化の高性能モニター

本記事では、JN-MD-IPS13U2KPの良いところと気になる点についてレビューしてきました。

モバイルモニターは、製品ごとに特徴が大きく異なります。本機は作業性能を重視し、持ち運びのしやすさと作業のしやすさのバランスを取っているのが特徴です。500gの13インチという携帯性の高さに、2K+の高解像度と16:10のアスペクト比で作業の快適性を持たせています。

そのうえで、使いやすいキックスタンドを搭載させるなど細かい部分もこだわっているのが特徴です。

作業時に使うモバイルモニターを探している方、高コスパなモバイルモニターが欲しい方はぜひ検討してみてください。

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