JN-X6Kレビュー! 2000万画素画像も4K動画も等倍表示で編集できるモンスター級6Kモニター

JAPANNEXT JN-X6Kは、2026年2月発売の新作の6Kモニター。

これまで6K解像度のモニターといえば、Apple Pro Display XDRのような高価格帯(標準ガラス仕様で728,800円)の製品に限られていました。

そんな中、コスパの高い液晶モニターを手がけるJAPANNEXTから、手の届きやすい価格帯の6Kモニターが登場。31.5インチのIPSパネルにUSB-C給電対応と、実用性も高い一台です。

本記事では、そんなJAPANNEXT JN-X6Kについて紹介していきます。

本レビューはJAPANNEXT様より製品をお借りして執筆しています

目次

JAPANNEXT JN-X6Kの基本的な仕様

まずは、JAPANNEXT JN-X6Kの基本的な仕様について紹介していきます。スペック、デザイン、付属スタンドの機能性について気になる方は、ぜひご参照ください。

スペック

  • 画面サイズ:31.5インチ
  • パネル種類:IPS
  • 解像度:6K(6016×3384)
  • アスペクト比:16:9
  • 表面処理:非光沢
  • リフレッシュレート:60Hz
  • 色域:sRGB:100%/DCI-P3:96%
  • 輝度:500cd/㎡
  • コントラスト比:1500:1
  • 視野角(上下/左右):178/178°
  • 入出力端子:HDMI 2.1×2(60Hz)/DisplayPort(DSC)×1(60Hz)/USB-C×1/オーディオ出力×1
  • Type-C給電:最大90W
  • スピーカー:2W×2
  • VESAマウント:75×75mm
  • 本体カラー:ホワイト
  • 外形サイズ(スタンド有り):高さ473-607mm×幅715mm×奥行き232cm
  • 外形サイズ(スタンドなし):高さ424mm×幅715mm×奥行き70mm
  • 本体重量:約6.5kg
  • 保証年数:2年

以上が、JAPANNEXT JN-X6Kの基本スペックです。

31.5インチのIPSパネルを採用しており、色域が広いのが特徴的。輝度も高く、コントラスト比も一般的なIPSパネルの1000:1よりも高くなっています。画面がより鮮明に見えるので、映像コンテンツ視聴や動画編集・画像編集に向いているモニターです。

さらに、解像度が6Kと非常に高いのが特徴的。

解像度というのは、画面に表示されるドットの数を示す値のことです。ドットの数が多くなることで画面の表示領域が広くなり、画面の情報量が増えます。画質が良いと感じるのも、画面の情報量が増えた結果です。

表示領域が広くなることで作業に適したモニターになっており、画面の情報量が増えて画面が綺麗に見えることでコンテンツ視聴などにも適したモニターになっています。

デザイン

JAPANNEXT JN-X6Kの本体カラーは、ホワイトです。

本体は白、スタンドはシルバーで構成されています。背面もホワイトカラーとシルバーのロゴで構成されており、黒い部分がありません。

白デスクを構築したい方に最適なデザインです。

さらに、上部左右のベゼルが非常に狭いのも本機のデザインの良いところ。

ベゼルが視界に移ることによる没入感の低減がなく、作業により集中しやすくなります。コンテンツ視聴などにおいては、横英な情報が視界に入らないことによって没入感と臨場感が高くなるというメリットがあるのが、狭いベゼルの良いところです。

スタンド機能

  • 高さ調整:最大134mm
  • ピポット機能対応
  • スイベル機能:左右各30°
  • チルト機能:-5~+20°

以上が、JAPANNEXT JN-X6Kの付属スタンドの機能です。

基本的な機能には、基本的に対応しています。

高さ調整は最大134mmまで可能で、モニターの上辺の高さが最大で607mmになるのが特徴。これだけ伸ばすことができれば、自分好みな高さに調整しやすいと言えます。

さらに、ピポット機能にも対応。

ピポットは、画面を90°物理的に回転させる機能です。画面を回転させることで、モニターを縦にすることができます。ドキュメント閲覧などの作業に、便利です。

そして、スイベル(首振り)とチルト(前後傾き調整)にも対応しています。

付属のスタンドだけでも、十分な機能性です。

JAPANNEXT JN-X6Kを実際に使ってみた感想

JAPANNEXT JN-X6Kの6016×3384という解像度は、クリエイティブ作業において大きなアドバンテージになります。

たとえば、2420万画素クラス(6000×4000px)のカメラで撮影した写真をほぼドットバイドットで表示できるため、等倍での精細なレタッチ作業が快適に行えます。

4Kモニターでは同じ写真を表示しても縮小されてしまい、細部の確認を厳密に行うにはその都度拡大する必要がありましたが、6K解像度ならその手間が大幅に減ります。

また、4K動画の編集においても、プレビュー画面をフル解像度で表示しながら、タイムラインやツールパレットを十分な広さで確認できます。

4Kモニターで4K動画を編集するとプレビューかUI領域のどちらかを犠牲にしがちですが、6Kモニターではその問題が解消されます。

4K動画(3840×2160px)の編集では、4K映像をドットバイドットでプレビューさせながら編集を行える

31.5インチというサイズとの組み合わせにより、文字やUIも極端に小さくならず、スケーリングなしでも十分実用的なのは嬉しいポイントです。

※もちろん文字は小さいです。

JAPANNEXT JN-X6Kの特徴・良いところ

JAPANNEXT JN-X6Kのスペックなどについて、紹介してきました。スペックだけでも解像度の高さなどの魅力はわかりますが、それだけではわからない特徴や魅力も多いです。

そこで今度は、JAPANNEXT JN-X6Kの良いところについて紹介していきます。

31.5インチ6Kの圧倒的な作業領域の広さ

JAPANNEXT JN-X6Kは、31.5インチのIPSパネルを搭載した6Kモニターです。

6Kという解像度は、フルHDの約9.8倍の解像度。4Kと比べても、約2.4倍に相当します。解像度が高いということは画面の情報量が多いということであり、それにより画面の表示領域が広がるのが良いところです。

私はこれまでJAPANNEXTの27インチ5Kモニター(JN-IPS275K-HSPC9)をメインモニターとして使用していました。

5Kの時点で作業領域には満足していましたが、6Kに切り替えると、解像度とサイズの両方でもう一段階余裕が生まれます。

27インチから31.5インチへのサイズアップにより画面全体に余裕ができ、さらに解像度も上がっているので、ウィンドウをもう1枚余分に並べても窮屈さを感じません。

画面サイズが大きくなった分、文字やUIの視認性も確保されているので、「6Kは表示が細かすぎるのでは」という心配は不要でした。

現在4KやWQHDのモニターを使っている方にとっては、さらに大きな変化を感じられるはずです。

たとえば27インチの4Kモニターからの乗り換えであれば、表示領域は約2.4倍に。

WQHDからであれば約4.5倍になります。資料を見ながらの執筆、ブラウザを複数並べてのリサーチ、長いタイムラインを扱う動画編集など、これまで「もう少し画面が広ければ」と感じていた場面で、その差を実感できるかと思います。

さらに、31.5インチというサイズ感が絶妙です。

解像度が高いと、モニターサイズも大きくする必要があります。画面に表示されるドット数が多くなるため、小さな画面に高解像度を表示させるとアイコンや文字が小さくなってしまうのが理由です。

より多くのドットを詰め込むために、密度が高くなり1ドットあたりのサイズが小さくなるということ。

6Kという解像度で31.5インチは少々小さいですが、文字やアイコンが小さくなりすぎるということはありません。

(もちろんFHDやWQHD表示から切り替えたら圧倒的に小さくなります)

5Kの27インチと比べると画面サイズが大きい分、むしろ文字の見やすさは同程度かやや良好に感じます。4KやWQHDの27インチから移行する場合も、スケーリング設定を調整すれば普段通りの感覚で使えます。

それでいて密度が高いので、画面が高精細に見えます。

作業領域の広さと快適性、画面の高精細さを両立している非常に良いバランスです。

HDR400相当の高輝度・高色域

JAPANNEXT JN-X6Kは、最大輝度500cd/㎡、sRGB100%、DCI-P3 96%を持つ液晶パネルです。コントラスト比も高く、画面の見え方が一般的なフルHDのIPSモニターとは異なります。

HDR400相当の性能を持っており、色性能が高いのが良いところです。

HDR400は最大400ニト以上のピーク輝度が保証されているということ。

最大輝度が高いことにより、明るい場所での視認性が高いです。そのうえ、輝度の幅が広がり夜空の星、太陽などの眩しい光とその周囲の暗さを両立しやすくなっています。

映像表現がより美しく臨場感を伴ったものになるため、映像コンテンツ視聴などに最適です。

さらに、色性能が高く画面も見やすいということから、イラスト制作や画像編集などの作業にも向いていると言えます。

最大90WのUSB-C給電でノートPCで使いやすい

JAPANNEXT JN-X6Kは、最大90WのUSB-C給電に対応しています。

ノートPCなどの機器と本機をUSB-Cで接続すれば、ノートPCへの給電をモニター側の電源から行うことが可能です。ノートPCの電源ケーブルおよびアダプターを使わなくても電源供給できるので、ケーブル1本でデスク上がスッキリします。

そのうえ、テレワークや出社併用の場合などにおいて、わざわざノートPCのアダプターを持ち運ぶ必要がなくなるのが良いところです。

最大出力も90Wと高いので、高性能なノートパソコンでも使えます。

PC複数台利用に便利なKVM機能を搭載

JAPANNEXT JN-X6Kには、KVM機能が搭載されています。

これは、モニターに接続したキーボードとマウスを2台の機器の間で共有できる機能です。

使いたいキーボードとマウスを、モニターのUSBポートに接続します。この状態でメインPCとサブPCの入力を切り替えたとき、接続し直す必要がなく、そのまま同じキーボードとマウスを使えるのが良いところです。

通常、メインPCとサブPCで同じ周辺機器を使い回す場合には、再接続が必要になります。

無線であれば、ボタンひとつで接続先の切り替えができるマルチペアリング機能を搭載した製品もありますが、有線にはそうした機能がありません。

有線キーボードとマウスでも、同じように手間を減らして使いまわせるので、2台のPCを同時に利用する際に便利です。

広い作業領域を活かしたPBP/PIPが便利

JAPANNEXT JN-X6Kには、PBP/PIP機能が搭載されています。

これは、複数の入力ソースの映像を同時に表示する機能です。

PBPは、2つの入力映像を左右に分割して表示します。たとえば左側に作業用のソフトウェアを立ち上げたメインPCの映像を表示させ、右側に資料を見るためのサブPCの映像を表示させるということが可能です。

ほかにも、ゲームをプレイしながら配信を見たい場合や、配信用PCとゲーム用PCで使い分けている場合に便利。後者は、ゲーム画面を見ながらコメントを確認できて快適です。

PIPは、メインの画面にサブの画面をワイプ表示させる機能。

作業中に配信をながら見するとき、作業中やゲーム中にDiscordなどの通話アプリで通話をするときなどに便利です。

ワイプ表示される子画面は邪魔にならない程度のサイズであるため、なにかに集中しながら別のことをするのに最適だと言えます。

これらの機能は、表示領域が狭いモニターでは活用するのに苦労しますが、本機のように表示領域が非常に広いモニターでは、活用しやすいです。6Kモニターに最適な便利機能だと言えます。

徹底的に黒を廃したホワイトカラーデザイン

JAPANNEXT JN-X6Kは、ホワイトカラーに徹底されています。

本体色は基本的に白で、ロゴもシルバー。スタンドのカラーはシルバーで、高級感のある白モニターという雰囲気があります。スタイリッシュでどのようなデスク環境でも、馴染みやすいです。

さらに、徹底的に黒を使わないようにしているのが好印象。

白デスク環境を作る方には、PCパーツも白にこだわるほど黒を排除したいと考える方も多いです。本体色は白でもロゴが黒である場合は、選択肢に入りづらくなります。

一方本機は、徹底的に黒を廃しているため、徹底的に白環境を作りたい方にもおすすめです。

縦置きにも対応している

JAPANNEXT JN-X6Kは、縦置きにも対応しています。

モニターを縦置きするメリットは、主にブラウザやテキストの閲覧時の快適性が高くなるということ。

Webサイト、コードや文書などのテキストは、基本的に縦に長く作られています。縦長のコンテンツを一画面でより多く表示できるようになり、スクロールの手間が減るのが良いところです。より全体を見ながら、執筆やコーディングがしやすくなります。

小説を書く方やライターの方、プログラマーやシステムエンジニアの方にはモニターを縦で使う方も少なくありません。

ピポット機能に対応しており、横置きでも縦置きでも使えるので、本機だけでテキスト作業などの縦置き作業と普段遣いなどの横置き作業を使い分けられます。

JAPANNEXT JN-X6Kの気になる点

ここまで、JAPANNEXT JN-X6Kの良いところについて紹介してきました。

解像度が高いだけではなく、バランスの良いサイズ感や作業効率を高める機能の豊富さなど、魅力が多い製品です。

ただし、スピーカーの性能に関してはおまけ程度だと考えておくことをおすすめします。全体的に高性能とはいえど、スピーカー性能はほかの多くのモニターと同程度です。

2Wのスピーカーが2基搭載されているものの、出力が低いので低音は出にくくなっています。音質もそれほどよくはなく、作業用BGMを流す際などには外付けモニターやヘッドホンなどを使うのがおすすめです。

また、リフレッシュレートなどゲーム性能の低さも人によっては気になる可能性がありますが、そもそも6Kに対応しているゲームが多くはありません。

そのうえ、高いフレームレートを出すことは難しいです。高リフレッシュレートに対応していたとしても、実際のフレームレートと差が出てしまいかねません。

そのため、6Kモニターの本機では60Hzという一般的なリフレッシュレートが適していると言えます。

JAPANNEXT JN-X6Kはこんな方におすすめ!

  • 写真・動画編集などのクリエイティブな作業に使いたい方
  • コード入力や執筆などテキスト入力作業を快適にしたい方
  • 複数台のPCを一台のモニターで使いたい方
  • あらゆる作業で作業効率を高めたい方
  • コンテンツ視聴なども行いたい方

JAPANNEXT JN-X6Kは、以上のような方々におすすめです。

高性能なPCを所持している方で、作業効率を高めたいのであれば、本機は非常に良い選択肢だと言えます。

6Kという圧倒的な高解像度による表示領域の広さと、高輝度・高色域による画面の綺麗さにより、作業がしやすいのが本機の大きな魅力です。グラフィック系の作業はもちろん、コード入力や執筆などにも適しています。

さらに、複数台のPCで作業をしたい方には、より向いています。

複数台のPCを使うのに適した機能が豊富に搭載されており、本機の機能をフル活用して作業効率を最大化できるのが良いところです。

まとめ

本記事では、JAPANNEXT JN-X6Kについて紹介してきました。

本機の良いところは、作業効率を高められる点にあります。

表示領域の広さを活かして複数ウィンドウを見ながらの作業をしたり、長いタイムラインを持つソフトで作業をしたりするのに最適。複数台PCの画面を並べて表示できる機能も、本機との相性が非常に良く、使いやすいです。

在宅ワーカー、クリエイター、趣味の作業に打ち込みたい方など、作業効率を最大化したいすべての方におすすめのモニターだと言えます。

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この記事を書いた人

PC環境・音響映像・音楽鑑賞系のガジェットやランニングギアなどが好き。資金が続く限り買いあさっています。

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