Rasical Shelfレビュー! 便利にする拡張アイテムも紹介

Rasical Shelfは、Rasicalシリーズのデスクシェルフです。Rasical Deskと合わせるのはもちろん、他社製デスクで使うこともできます。

ほかのデスクシェルフと比べると独自の仕様や特徴が多く、便利で魅力的。

本記事では、そんなRasical Shelfについてレビューしていきます。

目次

Rasical Shelfの基本的な仕様

  • 幅:100cm(85cmモデルあり)
  • 奥行き:23cm
  • 天板下の高さ:10.3cm
  • 天板の厚み:2cm
  • 全体の高さ:約12.3cm
  • 素材:アッシュ無垢材
  • 耐荷重:30kg
  • 製品重量(100cm):天板約3.7kg/脚部1つ約220g
  • 製造国:中国
  • カラーバリエーション:ナチュラル/ウォルナット/チャコールグレー/ホワイト/バーンドウッド
  • 脚部カラー:ブラック/ホワイト

以上が、Rasical Shelfの基本的な仕様です。

なお、本記事では100cmモデルをメインに紹介していきます。

100cmと85cmモデルの違いは、主に形です。

85cmモデルは、純粋な長方形。100cmモデルには、角に切り欠きがあります。

素材は、天板と脚部ともにアッシュ無垢材を採用。脚部には滑り止めや設置面保護などのため、シリコンゴムも採用しています。

どのカラーバリエーションを選んでも、素材は変わりません。塗装はウレタンニス塗装で、耐久性が高く美しい仕上がりになっています。

全体的に、高級感があります。

さらに、天板下の空間の高さが他社製品と比べて高くなっているのが特徴的です。上にも下にも、物をしっかりと置けるようになっています。

Rasical Shelfの良いところをレビュー

Rasical Shelfの仕様について、紹介しました。仕様だけでも素材感やサイズ感はわかりますが、使用感についてはわからないことが多いです。そこで今度は、Rasical Shelfの良いところについて、レビューしていきます。

モニターアームが干渉しないデザイン

Rasical Shelfの100cmモデルには、角に切り欠きがあります。

これは、モニターアームと干渉しないようにする工夫です。Rasicalモニターアームを使っている場合は特に、便利な部分だと言えます。

Rasicalモニターアームのグロメットとぴったり合うようになっており、モニターアームの干渉を完全に避けられるのが良いところです。

85cmモデルに無いのは、Rasical Deskを使っている場合、85cmモデルではもともと干渉しないことが多いため。100cmモデルはどうしても干渉してしまうことがあるので、このような工夫が施されています。

収納力が高くて便利

Rasical Shelfは、収納力が高いです。

特徴的なのは、天板下のスペースに余裕があること。

デスクシェルフを置いたとしても、天板下のスペースにあまり余裕がなく、結果的に上にしか満足に物が置けないということがあります。

そうなると、デスクシェルフが無い状態とあまり変わりません。

一方Rasical Shelfは、天板下に高さ10.3cmもの空間があります。これだけの高さがあれば、デジタル一眼カメラなどのガジェットを立てた状態で置くことも可能です。もちろん、製品の高さにもよりますが、置ける物の種類は他社製品よりも多くなります。

さらに、奥行きもA5サイズが縦におさまる程度には広いです。

ただ、広すぎるということもありません。奥行きがありすぎるとデスクスペースを圧迫してしまいがちですが、Rasical Shelfはデスクスペースをあまり圧迫せずに済む範囲で空間の確保をしています。

天板の上にも下にも十分な収納スペースが生まれるうえに、作業スペースもしっかりと確保できるため、他社製品と比べて収納力が高くて便利です。

純正のモジュールの種類が豊富

後ほど詳しく紹介しますが、Rasical Shelfは、純正のモジュールの種類が豊富です。

たとえば、Switchなどを取り付けられるマウントに、スマホ充電器ホルダー、PC用トレイなどの定番モジュールはしっかりと用意されています。

さらに、Stream Deck用ホルダーまで完備。純正でStream Deckのホルダーを作っているメーカーは、珍しいです。Stream Deckを使っている配信者や、在宅ワーカーの方には特におすすめだと言えます。

ほかにも、多種多様なモジュールがあるのが魅力的。

純正品なので、規格が合うかどうか気にする必要がありません。

さらに、自分で穴を作らなくても良いのも純正品の大きな魅力です。Rasical Shelfの裏面に開いているネジ穴を使えば、純正モジュールを取り付けられます。

そして、デザインも合うものばかり。

自分の使い方に合わせて、規格もデザインも気にすることなく、カスタマイズができるのがRasical Shelfの大きな強みです。

全体的に質感が良い

Rasical Shelfは、全体的に質感が良いです。

まず、無垢材を採用している点。

Rasical Shelfに採用されているアッシュ無垢材というのは、アッシュ材を集成材や突板ではなく、丸太から切り出した状態で使う木材のことです。

無垢材の良いところは、自然な風合いと木材の温かみを感じるところ。そのうえ調湿効果があり、快適な室内環境を保つのにも一役買ってくれます。

経年変化による味わいの変化を楽しめるのも、楽しいところです。

さらに、Rasical Shelfは加工の質が高く、触り心地が良く、目で見ても手で触っても安っぽさを感じることがありません。角の加工も滑らかで、磨き処理も裏面までしっかりと施されています。

実用品ですが、所有欲が満たされる質感の高さです。

比較的安くコスパが高い

Rasical Shelfは、決して安いとは言い難い値段の商品です。単体で定価が2万2000円、割引時でも2万円程度の価格帯になっています。

85cmモデルでも、定価が1万9800円です。

ただ、モジュールによる拡張ができる高機能なデスク収納アイテムとして考えると、比較的安いと言えます。

特に安いのが、モジュールです。

Stream Deckなどを取り付けられるガジェットホルダーが、4,382円。モジュール拡張できる他社デスクシェルフのモジュールであれば、6000円程度ということもあります。

デスクもモジュールも、高品質で他社製品より安く、コスパが高いです。

サポートの対応が良い

他社より比較的安いとは言っても、デスクシェルフ全体で見るとRasical Shelfは高級品。

メーカーサポートの質も、大切です。

Rasicalのメーカーサポートは、対応が良いと評判。不具合があったとしても、迅速に対応してくれます。交換可能な状態であれば、交換対応も素早いです。新しい商品がすぐに届きます。

不具合の交換対応など、保証を受けるための窓口が通常のお問い合わせ窓口とは別に用意されているのも、良いところです。利用者側からわかりやすいだけでなく、メーカー側も他の多数の問い合わせとは別で管理できるので、対応が早くなっています。

さらに、Q&Aも非常に充実しており、購入前後でわからないことがあった際に調べやすいのも安心して購入できる理由のひとつです。

Rasical Q&Aページ

Rasical Shelfの気になる点をレビュー

ここまで、Rasical Shelfの良いところについて、レビューしてきました。収納力と質感が高く、コスパも良好。良いところばかりのようですが、一部に人によっては気になる点もあります。

そこで今度は、Rasical Shelfの気になる点についてレビューしていくので、良し悪しの両方を知りたい方は、ぜひご参照ください。

モニターの位置には注意が必要

Rasical Shelfは脚が長く、天板下の高さが10.3cmと比較的高くなっています。

そのため、モニターの位置には注意が必要です。

モニターが、どうしても高くならざるを得ません。これはどのデスクシェルフにもある程度言えることですが、Rasical Shelfは特にそうです。

シェルフにスタンドを直置きした場合はもちろんですが、アームで浮かせる場合も、シェルフの高さがある分、シェルフよりある程度上にモニターを持ってくる必要があります。

シェルフの上に高さのあるものを置きたい場合は、さらにモニターを高くしなければなりません。

その理由は、高くしなければ視認性が悪くなることです。

普段から低めの位置を好む方の場合は、高すぎると感じる可能性があります。

個人的にも最初は高いと感じましたが、数週間も使用しているとモニターアームを使用してのモニター位置も含め慣れました。

個体差には注意が必要

Rasical Shelfには、個体差があります。

これは、無垢材を使っているため、避けられないことです。

天然の木材を使っているので、木目に違いがあります。ナチュラルカラーの場合は塗装がないので、色味も個体によって差が出る点です。たとえば色の濃い部分があったり、薄い部分があったりします。

この個体差は、天然素材の楽しい部分でもありますが、写真と全く同じものが届くと思っているとギャップを感じてしまうことがあるので、注意しましょう。

Rasical Shelfの追加アイテムを一部紹介

Rasical Shelfには、純正のモジュールが用意されています。2025年8月時点で、Rasical Shelfの購入ページから直接選べるモジュールについて紹介していくので、モジュールが気になる方は、ぜひご参照ください。

Gadget Holder for Shelf

名前の通りのガジェットホルダーです。

Stream Deckやさまざまなガジェットを置けます。

Stream Deckは特に、シンデレラフィットするのが良いところです。シェルフに対して角度がついているので、Stream Deckの各キーが押しやすいのも魅力的。

もちろん、サイズが合えば他のガジェットにも使えます。角度があるので、置いたまま操作したり画面を見たりしたいガジェットを置くのに便利です。

私の場合、TASCAM Portacapture X6をオーディオインターフェイスとして利用しています。

Gadget Holder for ShelfはTASCAM Portacapture X6とのサイズバランスもよく重宝しています。

Magnet Base for Desk/Shelf

写真左から2番目のモジュールがMagnet Base for Desk/Shelf

名前の通り、マグネット接続プレートです。

これ一つで、マグネット系のアイテムに対応できるようになります。このプレートを裏面に取り付ければ、マグネットで接続する他社製のガジェットアームやケーブルトレイ、ティッシュトレイなど、さまざまなものが取り付けられるようになるので、とても便利です。

背面から。次に紹介するMagnet Stand for SmartPhoneをマグネットにて取り付けている

他社製品の活用の幅も広がり、Rasical Shelf用のモジュールのなかでも特に汎用性が高いので、おすすめですよ。

Magnet Stand for SmartPhone

Magnet Baseとあわせて使うのが前提のマグネットスタンドです。

Rasical Shelfの裏面にMagnet Baseを取り付けて、Magnet Baseを使って本製品を取り付けます。すると好きな位置、好きな角度にスマホを取り付けられるようになるので、便利です。

スマホで配信を見ながら作業をすることがある方には特に、便利ですよ。角度がつけられるうえに、モニターに比較的近い位置にスマホを置けるので、ながら作業が捗ります。

PC Tray for Desk/Table

名前の通り、PCトレイです。

シェルフだけでなく、Rasical Deskやテーブルなどにも使えます。

ノートPCを天板下に収納できるようになるので、とても便利です。ノートPCとデスクトップPCを両方使う方や、メイン機とサブ機を使い分けている方には特に、おすすめですよ。使わないときにノートPCをスッキリと収納できます。

もちろん、ノートPCと似たサイズ感のものであれば、なんでも収納可能です。書類、資料類、手紙などを入れるのにも便利ですよ。

Rasical Shelfはこんな方におすすめ!

  • 天板下にも上にも物を置きたい方
  • モジュールによる拡張に魅力を感じる方
  • Rasical Deskを既に使っている方
  • Rasical Deskと同時購入を検討している方

Rasical Shelfは、以上のような方々におすすめです。

特におすすめしたいのが、Rasical Deskとの併用。同社製品ということでデザインとサイズがピッタリ合うので、本製品を最も活用しやすい組み合わせだと言えます。

もちろん、Rasical Desk以外で使うのにもおすすめですよ。

まとめ

本記事では、Rasical Shelfについてレビューしてきました。

Rasical Shelfは、モジュールによって拡張できる機能が大きな魅力となっている製品です。モジュール拡張できるシェルフは近年増えてきてはいるものの、まだまだ母数は少数。

そのなかで、比較的安価な本体とモジュールの価格で、しっかりとした利便性とクオリティを確保しているのがRasical Shelfの良いところです。

モジュール拡張に魅力を感じる方で予算の都合がつく方であれば、Rasical Shelfが最適解になる可能性が高いと言えます。

Rasical Shelfが気になっている方はぜひ、購入を検討してみてはいがでしょうか。

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