SOUNDPEATS CC・UU・Clip1イヤーカフイヤホン比較レビュー! 音質やフィット感・デザインなど

近年人気急上昇中のイヤーカフ型のワイヤレスイヤホン。

イヤーカフ型というのはその名前の通り、イヤーカフのように耳を挟み込んで装着するイヤホンです。

挟み込むため落ちにくく、耳を密閉しないため蒸れにくいのがよいところ。ほかにも、周囲の音が聞こえやすいためながら聴きなどに適しているのが特徴です。

SOUNDPEATSからはまずCCイヤーカフが発売され、続いてUUイヤーカフという姉妹機が登場。

また、CCイヤーカフは2025年夏にLDAC対応及びハイレゾ認証も取得するなどのパワーアップ、さらにUUタイプの形状で音質や機能等大幅に性能アップしたClip1が登場しました。

本記事では、そんなSOUNDPEATSのCCイヤーカフと、UUイヤーカフ、そして最新機種のClip1についてスペックや音質などを比較しながらレビューしていくので、ぜひご参考ください。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

SOUNDPEATS UUイヤーカフ

SOUNDPEATS Clip1

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本記事はSOUNDPEATSさんから商品提供いただきレビューしています

目次

SOUNDPEATS CC・UU・Clip1のスペック比較レビュー

SOUNDPEATS CC・UU・Clip1イヤーカフのスペックについて、比較していきます。まずはそれぞれのスペックを解説した後で、違いについて解説するので、それぞれの製品の仕様が気になる方はぜひご参考ください。

スペック比較

左からUU・Clip1・CC

まず3機種のスペック比較です。特徴のある部分についてはオレンジにしていますので、それぞれのイヤホンの気になるところを比較ください。

CCUUClip1
タイプワイヤレスワイヤレスワイヤレス
形式イヤーカフ型イヤーカフ型イヤーカフ型
操作タッチ式物理ボタン式タッチ式
ドライバーデュアルマグネットダイナミックドライバー・12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー・10.8mmデュアルマグネット
ダイナミックドライバー(チタンPVDコーティング)
12mm
再生周波数帯域20Hz〜40kHz20Hz〜20kHz20Hz〜40kHz
ハイレゾ認証取得取得
Dolby Audio対応
DynamicEQ Pro
アルゴリズム
対応
対応コーデックAAC,SBC,LDACAAC,SBCAAC,SBC,LDAC
Bluetoothバージョン6.05.45.4
最大持続時間単体6時間
ケース込み24時間
単体8時間
ケース込み30時間
単体8時間
ケース込み40時間
重量片側約5g
ケース込み約47.34g
片側約4.7g
ケース込み約46.73g
片側約5g
ケース込み約55.5g
充電時間イヤホン約32分
ケース約106分
イヤホン約1.5時間
ケース約2時間
イヤホン約1時間
ケース約2時間
充電コネクタUSB Type-C
急速充電:対応
USB Type-C
急速充電:対応
USB Type-C
急速充電:対応
風切り音低減対応対応
イヤホン探し機能対応対応対応
内蔵マイク片側1基搭載片側1基片側1基
左右気にせず収納対応対応対応
排水機能対応対応対応
ダイナミックEQ対応対応対応
ムービーモード対応対応対応
通話用(ENC)ノイズキャンセリング対応(AI駆使)対応(AI駆使)対応(AI駆使)
マルチポイント対応対応対応
ゲームモード対応対応対応
防水性能IPX5IPX5IPX5
イヤホン落下検出対応予定
価格7,580円6,180円9,980円

SOUNDPEATS CCイヤーカフの特徴

旧モデル新モデル
再生周波数帯域20Hz〜20kHz20Hz〜40kHz(ハイレゾ認証取得)
対応コーデックAAC,SBCAAC,SBC,LDAC
Bluetoothバージョン5.46.0
排水機能非対応対応
価格7,280円7,580円

以上がCCイヤーカフのスペックです。2025年夏に性能がブラッシュアップされたため、旧モデルとの差を比較するために変更部分のみ表にしました。

SOUNDPEATS 公式サイトより

2025年9月13日現在、カラーはブラック、ベージュ、ホワイト、パープルの4色展開です。

ドライバーサイズは、12mm。イヤホンとしては大きめのサイズです。デュアルダイナミックドライバー形式とあわせて、迫力のある音が期待できます。

さらに、各種機能に対応しているのがよいところです。イヤホンを探す機能やEQなど、便利な機能が多数搭載されています。

最大持続時間は短めですが、イヤホン単体の充電が32分程度で終わるのがよいところです。ケースの充電さえ切らさなければ、十分快適に使えます。

またCCは、LDAC対応及びハイレゾ認証も取得しました。

再生周波数帯域が20Hz〜40kHzまで広がりハイレゾ再生に対応。SOUNDPEATS独自のチューニング技術により、同価格帯のイヤーカフイヤホンより一歩秀でた、クリアで迫力のあるサウンドを実現しています。

合わせて新モデルではBluetoothバージョンが5.4から6.0にバージョンアップ、排水機能が追加されるなど、音質だけでなく通信安定性や保守性も強化されています。

カラーはブラック・ベージュ・ホワイト・パープルの4色展開です。

SOUNDPEATS UU イヤーカフの特徴

2025年9月13日現在、カラーはブラック、ベージュ、ホワイト、パープルの4色展開です。

SOUNDPEATS 公式サイトより

操作が物理ボタンなのが、特徴的。操作性についての比較は後ほど行いますが、タッチ式と比べて誤操作しにくいなどの利点があります。

また、UUは耳へのフィット感が非常に高いのも特徴で、激しい運動時にもずれ落ちる心配がほぼありません。

さらに、機能が豊富です。風切り音を低減する機能や急速充電、イヤホンを探す機能に排水機能まで備えています。左右を気にせずに収納できるのも、地味に嬉しいポイントです。

SOUNDPEATS Clip1の特徴

SOUNDPEATS Clip1はCCイヤーカフとUUイヤーカフの良いところどりをしつつ、さらに音質系の機能を大幅に強化したモデルです。

2025年9月13日現在、カラーはブラックのみ。

フィット感はUUのフィット感を踏襲し、音質はCCと同じくハイレゾ認証を得るとともに、SOUNDPEATS製品としては初めてDolby Audioに対応した製品になっています。

Dolby Audioに対応したことで、一般的なステレオ/2ch音源が、広がりを持った臨場感あふれるサウンドに変貌。イヤーカフは音質がイマイチという課題をクリアしてながら聞きをしつつも良い音質で音楽や映画を楽しめるイヤホンになっています。

詳細レビューをしていますので、詳しくは下記記事をご覧ください。

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両者の主な違い

SOUNDPEATS CCイヤーカフとUUイヤーカフ、Clip1の主な違いは、「デザイン」「ドライバーサイズ」「操作系統」「持続時間・充電時間」「機能」です。

ドライバーサイズは、UUイヤーカフの10.8mmより、CCイヤーカフ及びClip1の12mmのほうが大きくなっています。ドライバーサイズが大きいことで、より迫力のある音が期待できるのがよいところです。

操作系統は、CCイヤーカフ・Clip1がタッチ式、UUイヤーカフが物理ボタンになっています。人によって好みがあるところであり、どちらが一方的に優れているというわけではありません。

持続時間は、UUイヤーカフとClip1がイヤホン単体で約8時間、CCイヤーカフがイヤホン単体で約6時間です。

ケース込みだと、CC24時間・UU30時間・Clip1が40時間とClip1が圧倒的に長くCCとClip1を比較すると16時間の差があります。

当然UUイヤーカフやClip1のほうが充電に時間がかかるものの、充電頻度は少なく済むので充電時間の長さは気になりにくいです。

あわせてClip1は40時間の接続時間を持ちつつUUと同じく2時間でフル充電できるのも大きなポイントになります。

音質に関しては、CCとClip1がLDACに対応し、あわせてClip1はDolby Audioしたことで、Clip1が一段上。

防水性能自体は、どちらもIPX5と非常に高いです。汗や雨で濡れても、水中に落ちてもすぐに取り出せば問題がないレベルであり、普段遣いで困ることはありません。

そのうえ、排水機能もあるので、非常に水に強くなっています。

価格はCCイヤーカフが7,580円、UUイヤーカフが6,180円、そしてClip1は9,980の円となっています。

SOUNDPEATS CC・UU・Clip1の使い勝手や音質を比較レビュー

今度は、CCイヤーカフとUUイヤーカフ、Clip1についてさまざまな観点から比較していきます。デザイン、フィット感、音質、操作性、バッテリー持ちについて比較していきます。スペック比較でも軽く触れましたが、より詳しく解説していくので、ぜひご参考ください。

SOUNDPEATS CC・UU・Clip1の質感・デザインの違いを比較

UUイヤーカフとCCイヤーカフ、Clip1は、質感やデザインにも違いがあります。

UUイヤーカフは接続部が細いデザインで、CCイヤーカフは太いデザインです。細いほうが耳に対する負担はかかりにくく、より軽いつけ心地になります。

ただ、質感に関してはCCイヤーカフのほうが高いです。UUイヤーカフはところどころに安っぽさがあり、CCには高級感があります。パールにインスパイアされたデザインで、丸みと光沢感が特徴。よりアクセサリーらしいデザインだと言えます。

Clip1はUUと同じ形状ですが、デザインや質感がブラッシュアップされ高級感のあるデザインになっています。また形状はUUと同じですが、物理ボタンがなくなりタッチセンサー式になっています。

つけ心地の軽さで選ぶならUU・Clip1、見た目の高級感と質感の高さで選ぶならCCイヤーカフ・Clip1といったところです。

SOUNDPEATS CC・UU・Clip1のフィット感を比較

左がCCイヤーカフ、右がUUイヤーカフイヤホン(Clip1もUU同様)

CCイヤーカフは、装着感が快適です。耳が塞がれないイヤーカフ型ということもあり、長時間装着していても不快感がありません。耳の上側に引っ掛けるタイプのながら聴きイヤホンよりも、耳の痛みも気になりにくいです。

ただ、UUイヤーカフ・Clip1のほうがフィット感が高く感じられます。

UUイヤーカフ・Clip1は裏が面で耳に当たるのが特徴です。これがフィット感を高めています。装着していて軽く感じるのも、UU・Clip1のほう。実際、重量はUU・Clip1のほうが少し軽いです。

また、大量の汗をかくような激しい運動時にはCCはずれ落ちる心配がありますが、UU・Clip1はそのような心配は一切ありません。

フィット感の高さとつけ心地の軽さは、UUイヤーカフ・Clip1に軍配が上がります。

SOUNDPEATS CC・UU・Clip1の音質面の違いを比較

音質はCCがLDAC対応、Clip1がLDAC対応に合わせてDolby Audioにも対応したところで3機種大きな差があります。

CCイヤーカフは、新モデルになって音質も非常に良くなりました。

音場はあまり広くないものの、柔らかく繊細な音が鳴ります。どちらかと言えば低音寄りですが、バランスがよくフラット傾向に近いです。

中高音は繊細ですが、低音がしっかりと主張するため迫力のある音になっています。

ドライバーサイズがUUイヤーカフよりもCCイヤーカフののほうが大きいため、低音は特に差が出ている印象です。

合わせて新モデルはLDACにも対応していますので、AndroidなどでLDACに対応した端末であれば、ハイレゾ音源ならではの豊富な情報量を生かした高音質再生が可能です。

Clip1はDolby Audioに対応したことで、音場が広く臨場感のある音を楽しめます。

音に迫力を求めるのなら、CCイヤーカフ、さらに臨場感を求めるのであればClip1に軍配が上がります。

ただ、UUイヤーカフも音質自体は値段と比べて非常に良好なので、コストを優先するのであればUUイヤーカフを選ぶのもおすすめです。

操作性の比較・UUイヤーカフは物理ボタン式で慣れやすい

CCイヤーカフ・Clip1はタッチ式ですが、UUイヤーカフは物理ボタン式です。

操作系統が全く異なります。

タッチ式は軽く触れるだけで操作できるので楽ですが、慣れが必要です。これまでにタッチ式のイヤホンを使ったことがある方の場合でも、製品によって操作方法が異なるため、新しく操作を覚える必要があります。

そのうえ、タッチの感度や場所などについても慣れが必要。

あわせて大量の汗をかくスポーツシーンや髪の毛の状態によってはタッチセンサーに干渉して誤操作を犯してしまうケースがあります。

一方物理ボタン式のUUイヤーカフは、慣れるのに時間がかかりません。物理ボタンなので手探りでも操作しやすく、操作方法も比較的簡単です。

また、物理ボタン式にはイヤホンの位置のズレを調整しているときなどに誤ってタップしてしまうという心配がありません。

この点も、物理ボタン式の優れた点です。

バッテリーの比較

CCUUClip1
最大持続時間単体6時間
ケース込み24時間
単体8時間
ケース込み30時間
単体8時間
ケース込み40時間
充電時間イヤホン約32分
ケース約106分
イヤホン約1.5時間
ケース約2時間
イヤホン約1時間
ケース約2時間

UU・Clip1のほうが、CCよりもバッテリー持ちが良好です。

イヤホン単体の持続時間が、CCは6時間、UU・Clip1は8時間。

ケース込みでは、UUはが30時間、Clip1が40時間、CCは24時間です。

イヤホン単体で8時間もあれば、1日中使えます。出勤・退勤時、帰宅後のリラックスタイムや朝のランニングなど幅広い用途で使い倒せるのがよいところです。使用頻度が低い場合は、充電回数が少なく済むのも魅力的。

ケースに関しては、30時間もあれば一般的な用途なら1週間以上は持ちます。Clip1の40時間クラスになれば10日程度充電なしでも楽しめます。

専用アプリを比較

CC・UU・Clip1ともにSOUNDPEATS の「PeatsAudio」という専用アプリに対応しています。

SOUNDPEATSのイヤホンを複数保有している方は「SOUNDPEATSアプリ」を使っているケースが多いはずですが、「SOUNDPEATSアプリ」ではなく「PeatsAudioアプリ」であることに注意してください。

なお、アプリでは音質のプリセットやカスタムイコライジング、テスト、その他の機能などが使用でき、使用者の使い勝手や好みに合わせた設定が可能。

CCイヤーカフのアプリ画面

UUのアプリ画面

CCとUU、Clip1で設定できる項目はほぼ同じですが、それぞれ微妙に異なる点があります。CC・Clip1にはタッチコントロールを無効にする機能がついております。

タッチコントロールを無効にするケースですが、髪の毛の長い方や耳の位置までくる洋服を着ている際にイヤホンと干渉して反応をしてしまうことを防ぎたい時に使用するものだと感じます。

Clip1のアプリ画面

Clip1にはDolby Audioのオンオフ設定があります。

EQプリセットにも多少の違いがあり、CCにはACGとHIFIモードが用意されています。

この辺りの微妙な違いも面白いところです。

なお排水機能は、使用すると「ブッブッブッブー」という音が鳴り続けて振動で水を排水させる仕組みになっています。

SOUNDPEATS CC・UU・Clip1はどんな方におすすめ?

CC・UU・Clip1は、どちらも一長一短です。価格も異なりますがそれぞれにしっかりと差をつけています。

ここまで紹介した両者の違いを踏まえて、それぞれ以下のような方々におすすめです。

【SOUNDPEATS CCがおすすめな方】

  • 見た目の高級感を気にする方
  • AndroidでLDAC再生ができる方
  • 音の迫力を重視したい方
  • タッチ式の操作方法のほうが好きな方

【SOUNDPEATS UUがおすすめな方】

  • フィット感の強さを重視する方
  • つけ心地の軽さを重視する方
  • 物理ボタン式の操作方法のほうが好きな方
  • バッテリー持ちを重視する方
  • できるだけ安くイヤーカフ型イヤホンを欲しい方

SOUNDPEATS Clip1がおすすめな方

  • フィット感の良さを重視する方
  • AndroidでLDAC再生ができる方
  • Dolby Audioによる音場の広さや臨場感を楽しみたい方
  • バッテリーの持ちを重視する方

音質は総じて良好ですがCCはLDAC対応、Clip1はLDACとあわせDolby Audioに対応している為、群を抜いているといってよいでしょう。ただその分金額も高くなります。

UUイヤーカフも十分音質がよく、バッテリー持ちやフィット感の高さなどの魅力があります。とにかくコスト優先・音質は必要十分以上であればよいという方ならば、フィット感や操作方法やバッテリー持ちなどで選ぶのがおすすめです。

まとめ|自分に合った方を選ぼう!

SOUNDPEATSから発売されたCC・UU・Clip1イヤーカフイヤホンについて違いを比較レビューしてきました。

結局のところ、どちらも良い製品です。音質やつけ心地に関して差があると述べましたが、絶対評価であればどちらも非常に良好だと言えます。

ただ、両者には違いがあるため、まずは違いをしっかりと把握することが大切です。

そのうえで、より自分の好みや用途に合うのはどちらなのかをチェックし、自分に合ったイヤーカフイヤホンを選びましょう。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

SOUNDPEATS UUイヤーカフ

SOUNDPEATS Clip1

Clip1は10%OFFのクーポンコードを発行いただいてますので、購入の際は活用ください!

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  • 利用期間:2025年9月30日(日)23時59分まで
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