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JAPANNEXT JN-ML-S425Rをレビュー! 空間全体を優しく照らすモニターライト

JAPANNEXTは、ゲーミングモニターや作業向きの高性能モニターなど幅広いモニター製品を販売しているメーカーです。

そんなJAPANNEXTが、モニターライトを発売しました。JN-ML-S425Rは、モニター上部に取り付けて手元を照らすモニターライト。

モニターライトがあると、自然光や部屋の照明だけでは十分な明るさを確保できない環境でも、目の負担になりにくい光量を確保できます。

本記事では、そんなJAPANNEXT JN-ML-S425Rについてレビューしていくので、ぜひご参考ください。

目次

JN-ML-S425Rの基本的な仕様

JN-ML-S425Rは、1万円程度で買えるモニターライトです。これより高い製品は少なくありませんが、それでも安い買い物とは言えません。仕様をしっかりと把握して、購入を検討することが大切です。

そこでまずは、JN-ML-S425Rの基本的な仕様について紹介していきます。

JN-ML-S425Rのスペック

  • 輝度:275lm
  • 色温度:3000L-3800K-4500K-5500K-6500K
  • 演色評価数(CRIPS):RA>95
  • 自動調光:対応(オンオフ可能)
  • バックライト搭載:暖色一色
  • チルト機能:非対応
  • リモートコントロール:対応(電池式)
  • 消費電力:通常5W
  • ACパワーレンジ:5V/1A MAX:5W
  • 給電方式:USB-C
  • 外形寸法:高157mm×幅425mm×奥行き103mm
  • 最大クランプ幅:7cm
  • 製品重量:0.6kg
  • 仕様温度条件:0℃~40℃
  • 使用湿度条件:35%~70%

以上が、JN-ML-S425Rの基本的なスペックです。

輝度は、275ルーメン。手元を照らすモニターライトや読書灯としては、最適な輝度です。明るすぎて眩しいということもなく、暗いと感じることはない程度の明るさを確保できます。

さらに、色温度は5段階で調整可能。

色温度というのは、光の色を定量的に表す尺度のこと。ケルビンという単位で表されます。色温度が高いほど寒色っぽくなり、低いほど暖色っぽくなるのが特徴です。

暖色から寒色まで、幅広い色温度に対応しています。

そして、リモコンなど便利な機能も搭載。電池式のワイヤレスで、手元で各種調整や電源のオンオフができます。デスクライトはデスク上部に設置するものなので、リモコンがないと設定やオンオフを行う度に手を上に伸ばさなければならず、不便です。

リモコンがあれば、手元で全て完結できるため、非常に便利だと言えます。

JN-ML-S425Rの照明イメージ動画

こちらの動画はJN-ML-S425Rがどのように照らすことができるかをリモコン操作しながら撮ったもの。明るさや色温度の変化を確認ください。

JN-ML-S425Rの外観

JN-ML-S425Rの外観は、非常にシンプルです。

ロゴも目立ちませんので、他社製のモニターとも合わせられます。

左側にJAPANNEXTの刻印がある

色がブラック(グラファイト)しかないため、白モニターに合わせるのは難しいですが、黒いモニターなら何にでも合わせられるデザインです。

さらに、リモコンのデザインも特に変わったところはありません。

丸い形状で大きさも程よく、デスクに常に置いていても圧迫感や存在感がなく、使いやすいです。無骨なデザインとも異なり、少しスタイリッシュな印象もあるので、デスク上に置いていてもレイアウトを損ねません。

全体的に、スッキリとしてまとまったデザインだと言えます。

JN-ML-S425Rの良いところをレビュー

JN-ML-S425Rの基本的な仕様について、紹介してきました。今度は、JN-ML-S425Rの良いところについて、レビューしていきます。発光の感覚や機能の良さなどについて詳しく知りたい方は、ぜひご参考ください。

演色評価数95以上の自然な発光で快適

JN-ML-S425Rは、演色評価数(CRI)95以上を実現しています。

演色評価数というのは、光源が物体の色をどれだけ自然に再現できるかを示す指標のことです。CRIは、Color Rendering Indexの略になります。

数値は0~100で表され、数値が高いほど自然光に近くより自然な色合いで物体が見えるようになるのが良いところです。

つまり本機の95以上という数値は、限りなく自然光に近いということ。モニターライトやデスクライトの中には、照らした物体の色が不自然になるものも少なからずあります。

安価なモニターライトなどを使った際、色味に違和感を感じたことのある人にも、JN-ML-S425Rはおすすめのモニターライトです。

ワイヤレスリモコンで便利に使える

JN-ML-S425Rは、ワイヤレスリモコンによる操作を採用しています。リモコンの操作は、以下の通りです。

  • 電源ボタン短押し:電源のオンオフ
  • 電源ボタン3秒長押し:2時間でのオートスリープ設定
  • 輝度ボタン短押し:明るさ調整モード
  • 輝度ボタンスライド:10~100%の間で調整
  • 自動調光ボタン:自動調光センサーのオンオフ
  • バックライトボタン短押し:オンオフ
  • バックライトボタン長押し:無段階調光
  • 色温度ボタン短押し:色温度調整モード

短押しと長押しで使い分けることによって、各種モード調整や輝度の調整などを行う形になっています。最初は操作を覚えなければなりませんが、操作がどれも簡単なので、すぐ覚えられるのが良いところです。

全ての設定をリモコンだけで行えるので、いつでも気軽に設定を変更できます。

色温度を5段階で選べてより快適な環境に

JN-ML-S425Rは、色温度を5段階で選択可能です。

3000K-3800K-4500K-5500K-6500Kの5段階があり、暖色から白色まで選択できます。6500Kの色温度は、昼光色というものです。明るく涼し気な青みがかった白色になっており、日中の太陽光に近い色合いだと言えます。

3000Kは、オレンジがかった温かい色の光です。昔の電球の色というイメージになります。

3800Kはそれよりも少し落ち着きのある明るい暖色、4500Kは白みがかった暖色、5500Kはやや青みがかった白色というイメージです。

好みや環境に合わせて色温度を選べるうえに、リモコンで簡単に選択できます。時間帯や部屋に合わせて、より見やすいような色温度に設定すると快適です。

背面を照らすバックライトを搭載

JN-ML-S425Rには、バックライトが搭載されています。

バックライトを搭載しているモニターライトは、案外多くありません。

モニターライトのバックライトには、眼精疲労軽減効果があります。モニターライトは通常、目の前だけを照らすものです。主にモニターと手元を照らすことによって、作業がしやすくなるという効果があります。

一方バックライトは、モニターの周囲を間接的にテラスことにより、画面と周囲の明るさを均一にしてくれるのが良いところです。

暗い部屋で明るいモニターを見ると目が疲れますが、バックライトが間接照明のように空間全体を明るくすることにより、コントラストが減ります。これが眼精疲労の軽減に繋がるということです。

さらに、画面の映り込みの軽減や集中力の向上などの効果があります。

最大7mm厚のクランプ式で簡単に固定できる

JN-ML-S425Rの取り付け方法は、クランプ式です。

モニターライトの取り付け方法には、引っ掛けるだけのものやクリップで挟むだけのものなどもあります。それらは取り外しが簡単ですが、ガッチリと固定されておらず、揺れなどで落ちたり角度が変わったりすることがあるのが難点です。

一方JN-ML-S425Rはクランプ式なので、ガッチリと固定されます。揺れに強く、また、どのような環境でも取り付けやすいのが良いところです。

クリップでモニターを挟み、クランプで締め付けて固定します。

最大7mmの厚さのモニターまで対応しているので、近年主流の薄型ゲーミングモニター以外にも取り付けやすいです。古いモニターを使っている場合でも、安心して使えます。

自動調光機能で常に快適な輝度を保てる

JN-ML-S425Rには、自動調光機能が搭載されています。

自動調光というのは、センサーが周囲の明るさを検知して、その明るさに合わせてライトの輝度を自動で調整する機能のことです。この機能があることで、常に快適な輝度を保てるようになります。

目に優しい作業環境を簡単に維持できるのが、良いところです。

メインのライト部分だけでなく、バックライトにも自動調光が搭載されており、空間も手元も常に最適な明るさに調整されます。

また、要らない場合にオフにできるのも良いところです。

JN-ML-S425Rの気になる点をレビュー

ここまで、JN-ML-S425Rの良いところについてレビューしてきました。自動調光やバックライトなど機能が豊富なのが魅力的ですが、一部には気になるところもあります。

そこで今度は、JN-ML-S425Rの気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参考ください。

高機能な分価格は高い

JN-ML-S425Rは、機能が豊富です。

バックライトが搭載されていたり、自動調光機能があったり、リモコンがあったりさまざまな機能が搭載されています。色温度の調整機能なども、非常に便利です。色温度が一色だと、買ってみたものの自分の環境や好みには合わなかったということも起こり得ます。

ただ、高機能な分、価格も高いです。

Amazonでの販売価格は、約1万1000円。モニターライトは1万円未満の製品も、非常に多いです。

自動調光やリモコンを搭載しており、本機より安い製品もあります。

とはいえ、本機は品質が高く2年間のメーカー保証付きと、機能面以外も充実シているのが良いところです。高機能かつ高耐久で保証もしっかりとしているので、高くても安心して購入できます。

バックライトの色温度は固定

JN-ML-S425Rのバックライトの色温度は、3000Kの暖色で固定です。

温かみのあるオレンジ色で、リラックス効果のある電球色。間接照明としては人気がある色温度で、空間全体がほんのりと明るくなるのが良いところです。

ただ、環境によっては合わないという場合もあります。

できればもう1色くらいは欲しいところです。

個人的にはバックライトは常夜灯として使用し始めています。

色温度や光量が常夜灯としてちょうど良く睡眠の邪魔になりませんし、夜中に起きて室内を移動する時も薄暗い中で全体を見ることができるので重宝しています。

JN-ML-S425Rはこんな方におすすめ!

  • 夜間にPC作業やデスク作業をする方
  • 色温度の設定ができるモニターライトが欲しい方
  • 自動調光機能など機能面に魅力を感じる方
  • 高品質なモニターライトが欲しい方

JN-ML-S425Rは、以上のような方々におすすめです。

モニターライトは、夜間の作業時に手元が少し暗いと感じている方におすすめの製品。デスクライトを導入するよりも省スペースなのが、良いところです。

夜間にPC作業をする人、読書や書き物などのデスク作業をする人にとってはあったほうがいいものだと言えます。

本機はモニターライトとして高品質なうえに、高機能なのが魅力的です。その分値段も1万円台とやや高めですが、性能および機能に魅力を感じるのであれば、購入して損はありません。

まとめ

本記事では、JN-ML-S425Rについてレビューしてきました。

本機の良いところは、基本的な性能および品質の高さと、機能の豊富さです。安いモニターライトにはあまり搭載されない機能が複数搭載されており、便利に使えます。

自動調光があるので部屋の明るさやライティング環境に自動で合わせられたり、バックライトがあるので空間全体の明るさを均一にできたり快適です。

夜間の部屋での作業で目が疲れた経験がある方、夜間に部屋が暗くなる方には特におすすめの製品だと言えます。

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